季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。古代、人は川で水を浴び身を清め、無病息災を祈っていました。これが宮人の春の雅遊となって曲水の宴となりました。曲水の宴というのは簡単に言うと、短歌を詠んで、小川を流れてくる盃の酒を飲むというもの。
元々中国で行われていたもので、有名なのは353年3月3日に行われた蘭亭曲水。それが流し雛に発展し、その後桃の節句として定着したのでした。
近鉄京都線・竹田から徒歩15分のところにある城南宮は、白河上皇が造営した城南離宮の守護神として崇められた、方除け・厄除けの神社。http://www.jonangu.com/
城南宮に到着。
本殿。国常立尊(くにとこたちのみこと)・八千矛神・息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと)が祀られています。
曲水の宴の会場へ向かいます。
竹林を通ると心落ち着く。
会場の、平安の庭。凄い人混みです。
宴は14時~15時。椅子席最前列に座るには、2時間前には来ないと無理らしい。
椅子席後部に座るよりは、立見席前列の方が見やすいです。
宴が始まるまで、宮司さんのお話と、琴の演奏。
報道陣の数も凄い。
本殿。国常立尊(くにとこたちのみこと)・八千矛神・息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと)が祀られています。
曲水の宴の会場へ向かいます。
竹林を通ると心落ち着く。
会場の、平安の庭。凄い人混みです。
宴は14時~15時。椅子席最前列に座るには、2時間前には来ないと無理らしい。
椅子席後部に座るよりは、立見席前列の方が見やすいです。
宴が始まるまで、宮司さんのお話と、琴の演奏。
報道陣の数も凄い。
いよいよ宴開始。まずは参宴者の入場。
ピンクの可愛らしい衣装を纏った女人。
狩衣姿の貴族、小桂姿の姫が勢揃い。
ピンクの可愛らしい衣装を纏った女人。
狩衣姿の貴族、小桂姿の姫が勢揃い。
ここで、歌題拝見。今日の短歌のテーマが発表されます。
今回は、源氏物語千年に合わせて「若紫」。
各自、遣水(小川)の座に着きます。
歌人が短歌を考えている間、女人が舞を舞います。
今回は、源氏物語千年に合わせて「若紫」。
各自、遣水(小川)の座に着きます。
歌人が短歌を考えている間、女人が舞を舞います。
童子が盃に酒を注ぎ、川に流します。
歌人は最初の盃は見送り、和歌を詠んで短冊にしたためます。
各々盃をいただきます。
童子は短冊を集めます。
集めた短冊を舞台上へ。
歌人は最初の盃は見送り、和歌を詠んで短冊にしたためます。
各々盃をいただきます。
童子は短冊を集めます。
集めた短冊を舞台上へ。
宮司が集まります。
各歌人の和歌を朗詠します。独特の詠み方の響きが素敵。
各歌人の和歌を朗詠します。独特の詠み方の響きが素敵。
最後に、流し雛。有料で、人型を流すことができます。
宮内の庭園。つつじが綺麗。
藤も綺麗でした。
宮内の庭園。つつじが綺麗。
藤も綺麗でした。
京都ならではの雅な催し。
春の日差しと共に、心もほっこり。
春の日差しと共に、心もほっこり。