cswsてんかんの娘の成長記録です。

自閉症スペクトラム&IQ78(境界知能)&緘黙

のため支援級(小学5年生)在籍中。

2023.1月 IQ75 療育手帳B2取得


他人との距離の詰め方が近すぎる障害者は割と多いのではないでしょうか。


突然抱きよってきたり

支援者の胸に顔を預けてしまうような人もいます。


障害者は

成人していても精神年齢が2〜3歳程度である時があります。


本来(健常児)ならばこの頃のお子さんは

肌と肌で触れ合い愛されていることを感じたり

大人から受け入れられ、可愛がられることに喜びを感じたりする時期であり、必要な成長過程の一環です。


発達段階とは

基本的に飛び越えて習得することは難しいとされています。


例えば、ここでは

大人に可愛がられるという経験を積まないで

大人から自立しようとする力を育むのは難しいとされています。


もしイレギュラーに出来ていたとしても

基盤がしっかり固められていないので

ちょっとしたことで崩れてしまったり、立ち直れなくなってしまったりすることがあります。

(↑これは精神的な成長に限らず学力も一緒。概念の理解のない足し算ができたところで引き算をさせようとしてもできない・もしくは足し算がわからなくなる、数が大きくなるだけでわからなくなるなど、何にでも言えることですね。)


発達段階を飛び越えて習得させるのは難しいと知っている教育者や支援者はその人の精神年齢に合った対応をされます。


特に支援学校では小学部は勿論のこと、高等部になっても支援者から受け入れられ、近距離で甘えに行っても許される傾向があります。


ですが、

その状況は支援学校高等部を卒業すると一変。


他人に抱きつきにいかない

むやみやたらに触らない


と言い聞かせることになります。


18年間許されていたものを辞めさせるのは大変です。



生活年齢関係なく、精神年齢をみて今の発達段階を理解し、その精神年齢にあった支援をしていくことは重要であることに間違いはないのだけど、


せめて


支援学校高等部に入学する頃からは少しずつ辞めさせる方向で指導してもらえると良いかなと個人的には思います。


重要性を理解していても体的には自分よりも大きな人(時には異性だったりも)に抱き寄せられると支援者だってやっぱり怖いです。


そして社会の中でしてしまうと、

性加害者にもなりかねない。


そういった理由からも

高等部になる頃には精神年齢だけで対応を決めるのではなく、体の大きさも考えて少しずつ対応を変えて行く必要があるように思います。


※支援学校の指導を批判するものではありません。

特に小学部のお子さんは、大人から可愛がってもらえる、(精神的にも肉体的にも)受け入れられる・甘えられる経験をさせてもらえることで、自信に繋がり意欲の向上、自立をしたいという内向的動機を高められていると思っています。


学校という守られていた環境から出て

社会の中で生きていかなくてはならないのは障害者も一緒です。


障害が重くてもある程度社会の中で受け入れられるような行動ができるように頃合いをみて導くべきだと感じる。(距離感を以前から教えていたとしても身に付かないまま成人されてしまうケースもあることは認識しています。)


 

 

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