cswsてんかんの娘の成長記録です。

自閉症スペクトラム&IQ78(境界知能)&緘黙

のため支援級(小学5年生)在籍中。

2023.1月 IQ75 療育手帳B2取得


境界域自閉症の娘は視覚優位、

聴覚から情報を得ることは不得意と

心理士から指摘を受けています。


支援級にいると

必要な情報は

先生が初めから要点を絞って

話をしてくれます。


聴覚情報を正しく理解することが

難しい子どもたちを多数相手にするので

伝え方がとても上手です。


支援級では

先生の声掛けの工夫があるせいか

なんの問題もなく

正しく先生の指示が入ります。


ですが、通常級だと一変。


雑談のような

あまり重要ではない話から始まり

最後の方でポロッと大事なことを指示されます。


これがまぁ〜理解できない。


(今、この時間で〇〇やりましょう。

なら聴覚からの情報を正しく聞き取れなくても

周りをみてやるべきことが分かり実践できるが

自宅で〇〇してね、△△をどのような形にして持ってきてね。が難しい。)



どうでも良いことばかり覚えていたり

聞いているうちに先生の指示と娘が認識した指示が変わってきてしまうことが多々あります。



上記についてSTの先生に相談してきました。



わかりやすく簡潔に話して貰う



それを理解し実践しようとする


という発達段階の子もいるが


〇〇(娘)ちゃんはもうその時期ではない。


頑張って聞けば出来るかな位の情報量を与え

必要な情報を自分で取捨選択する力を付けていく段階。


聴覚情報を正しく取捨選択できないという理由で

支援級で配慮されすぎた伝え方をされ過ぎてしまうとなかなか伸びないかもしれない。


小学校なんて失敗しても大事にならないし、

いくらでも大人(親や教員)がカバーしてあげられるのだから今のうちに練習しましょう。


と言われました。


易しすぎず

難しすぎず


の声掛けが一番難しい。


だからこそ、意識して声掛けしてもらわないといけないのでゆっくり話せるときにでも改めて特性周知と目標像の周知、支援の手立てを話した方が良い


と認識しました。




支援級の先生なので

『配慮をする』『支援をする』ことは

得意だと感じるけれど


『成長を促す配慮に加減をする』という点では

支援学校の先生の方が得意だろうなと

足を踏み入れたことのある経験からも思いました。


過去に支援と援助の違いを書きました。


初めから情報を要点だけ伝えられてしまう方法は『援助』にはならないかもしれないけれど、『支援』の範疇であっても今までベストだとされていた支援が今も尚ベストな支援だとは限らないですよね。


障害児でも子どもなりに成長し、できることが増えれば支援の与えられ方もまた考え直さないといけないのだなと考えさせられました。





ちなみに余談ですが…

本人が失敗したことに重きを置いて自己肯定感が下がったら嫌だな…


とは思っているんだけど


「学校に確認したら正しくは〇〇だったよ。

ちょっと聞き間違えちゃったかな、惜しいね。」


と声を掛けたら


「私、すごいね!

ほとんど合ってたね!!!キラキラ


ですって…ゲロー


全然内容が違ってるわ魂


と思ったけど

指摘する気にもなれなかったですもやもや


自分を卑下しすぎることは望んでいないけれど

伝わってほしいことはなかなか伝わらないものですねアセアセ

 

 

 

 


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