cswsてんかんの娘の成長記録です。

自閉症スペクトラム&IQ78(境界知能)&緘黙

のため支援級(小学5年生)在籍中。

2023.1月 IQ75 療育手帳B2取得


支援学級に在籍する娘に

「クラスにいても

その授業に参加できない子とかいる?」


と聞いてみました気づき


会話形式だと娘の会話力が乏しく補足が何度も必要となるので聞いたことをまとめてみました。



通常級にはいないけど

支援級にはいる…だそうです。



話を聞く時間、立ち歩く子に

絵本を先生が渡していたり


音楽の時間に折り紙や塗り絵をしている子


学習の時間に

床で寝そべっている子もいる。

 

理科社会の時間に

線のなぞり書き(多分運筆のこと)等など


場面は様々なようですが

どれも特定の(数名の)お子さんなようです。


過去に別のお友達が

「先生ー、僕も音楽ではなくて折り紙したいです。」

「先生ー、僕も隣の教室で転がっていたい。」


と言ったことがあるんだとか…


そしたら先生、その子には

「あなたは音楽の時間を参加できるでしょう。

△△さんは仕方がないんだよ。

あなたは決められたことをやりましょう。」


と言われていたんだそう…。


我が子の支援級は

知的なし〜重度までのお子さんまでいます。


当然、それぞれ課題が違います。


支援級独自の授業で退屈な子と

支援級の授業にすらついていけない子もいます。


支援級の授業で不十分な場合は

基本的に通常級に参加することで補います。


でも、支援級の授業にすらついていけないお子さんは、一人で時間を潰せる内容を与えるしか方法がないんですよね。(人手も専門的な手立ても不十分。)


そして4月から入って来た1年生にも

知的障害のない子はいて、

なんで年上の△△さんだけ違うことをしていて許されるの?とやっぱり疑問に思い、先生に訴えるお子さんもいるそうです。


そうすると勿論、先生も説明しますが

支援級の上級生の子が


「△△くん(ちゃん)には難しくてできないんだって、仕方がないんだって。」

とか

「折り紙を折ること(もしくは塗り絵をすること)も△△くん(ちゃん)にとっては勉強なんだって。」


とおそらく普段、

先生達が子供達に言い聞かせていることを

1年生のお子さんに説明している上級生の子がいるそうです。


支援級にいる子どもたちは

我が子も含め、何かしらの困り事があるから在籍しています。


知的障害のないお子さんも多く、

そういった子ども達は自分の障害を知っていたり、特性を理解して話せるお子さんもいます。

(我が子も一応自分の『自閉症』を知っています。)


困り事があることや

健常児よりできないことが自分にある


と認識できている子供達は

相手の『できない』部分に対して

とても寛容だと感じます。


『できない』や『ちょっと違う』ことに対して偏見はなく、受け入れることができ、障害度合いに関係なく優しくすることができるお子さんが多い印象を受けました。


また、こんなことを教えてくれました。


普段から仲良くやり取りができる子同士の

言葉のやり合いは『ケンカ』と言われるようで

言われたらどう返してみる?とか

相手の気持ちを考えられるように

介入してくださっているようですが、


お喋り出来ない子に

心無い一言を発すると

「それはいじめだよ。」と先生に叱られている人いるよ。


と、娘が言っていました。


確かに普段から子どもたちの中で

対等なやり取りがあるのか

またはお喋りができず一方的な関係なのかで


言葉一言でも捉え方って変わると思います。


これは私が見た光景ですが

支援級の低学年の子が

大きな高学年の子の手を引いて

エスコートしてあげている場面もよく見ます。


年齢関係なく

『障害』を知っている支援級の子どもたちは

障害が重い子にも優しいですよね。


よく

「クラスの子、みんな優しい子だよね。」


というお母さんがいます。



仕事の面談などでも

学童期は学ぶ場所問わず

「どの子も皆優しく接してくれていました。」

「皆が優しく受け入れてくれたから一般級に居られたんです。」


と思い出し話す場面によく出会します。


人から優しくされることに文句はないのだけど


『優しく』されれば満足なの?、

『受け入れ』られればそれで良いの?


と私なんかは思ってしまいます。


娘に関していえば

『優しくしてもらえる』とか『受け入れられる』からと言う理由で通常級に行かせたことは一度もないので

上記の理由がその場所に『居る』理由になるのかは

私にはちょっと分からなかったりしますアセアセ

(実際に優しいし受け入れられているようだけど、そこを最重要とする部分ではない。)


娘から改めて普段の支援級の様子を聞いてみると

初めて聞くような内容もあり、色々と考えさせられました。


そして周囲に興味がないと思っていた我が子が

それなりに?周りを見て観察して

子供なりに色々なことを感じているんだなぁ


と知ることができました。


拙いけど、一生懸命学校のことを話してくれて

お話をする練習にもなるので

子ども目線での支援級の現状を

たまには聞いてみようと思います気づき

 

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