cswsてんかんの娘の成長記録です。

自閉症スペクトラム&IQ78(境界知能)&緘黙

のため支援級(小学4年生)在籍中。

2023.1月 IQ75 療育手帳B2取得


4月に入り、スーツ着たてのような人を

町中で多く見るようになりました。


こちらでは

B型就労、A型就労先でも『入社式』が

行われることがあります。

(作業所によって)


私の相談者でも何人か『入社式』に参加しました。


事前に保護者にも協力してもらって

ワイシャツやスーツに慣らしたりを練習しました。


大きな企業ではないので

小さなこじんまりとした応接室のような所で行われた入社式では緊張の面持ちが伺えました。


頑張ってください!


の声掛けに 頑張ります。 と返せる人もいて

保護者は感涙。


ここまでの道のりは

決して楽なものではなかっただろうと思います。

障害受容を乗り越えて

進路に悩み、問題行動について向き合い

時には健常と比べて羨ましく思ったりと

たくさんの葛藤があったかもしれない。


その苦楽があって『就労』まで辿り着くのだとしたら、感動もひとしお。


私は親として同じように感動できる日が来るんだろうかと思うとちょっと怖い。


感動された保護者から感謝され

利用者本人からも『頑張る!』『ありがとう』を聞ける日です。


手紙を書いていてくれる人もいます。

私の仕事が目に見えて報われる日。


さらに過去に支援した人で

4月になると今年度の抱負が書かれた手紙を毎年送って来てくれる人がいます。


頑張っているんだと知ることができて

最高に幸せなご褒美。


一応支援期間が終わっても

私が支援した人については

いつでも相談できるように連絡先を渡しています。


頼りがないのは良い便り だけれど

幸せな便りが来るのは嬉しいに尽きる。


いつまでも 

頑張る人

前を向く人

に貢献していきたいなと思う瞬間です。


障害のある子に身辺自立を促すのは大変難しいことです。社会性より目に見てわかる『学力』に縋りたくなることもあるかもしれない。


それらを心にしまって

身辺自立に力を入れること

社会性の向上を促すこと 


ができれば、

いつか報われる日が来るかもしれません。


そんな『いつか』のために

支援者としても障害児母としても

毎日接していこうと認識し直した日になりました。


遠くからずっと応援しています。


最後まで読んで下さり、

ありがとうございましたおねがい