cswsてんかんの娘の成長記録です。
自閉症スペクトラム&IQ78(境界知能)&緘黙
のため支援級(小学4年生)在籍中。
2023.1月 IQ75 療育手帳B2取得
面談時にある保護者が
『我が子に知的障害はない、幼少期から心理士や学校で知的障害と言われてしまうのだけど、緘黙があって知能指数が上手く測れないだけなんです。(IQ値45)』
と言っていました。
知能指数は確かに喋れないと低く出ます。
親の私の質問には答えられる。
と言うんだけど
親は長年一緒に過ごすので
無意識のうちに、子どもが一番理解できる聞き方をするんですよね。(さらに同じ聞き方を繰り返すうちに子が答え方を学習する)
(私もそうだし、子育て中の方皆そうなはず…)
だけど、他人はそうではないです。
言語力が低い人は、
聞かれ方が少し違うだけで答えられなくなります。
この状況を『緘黙』と言う方がいらっしゃったのですが、ただ単に何を聞かれているのかが いつもと一緒 ではないからわからないんですよね。
そして心理士はなぜ答えられないのか
言語理解していないのか
『緘黙』なのか
知的障害でないのであればその他の部分の発達はどうか、すべてを見て判断しています。
『緘黙』単体であれば言語力は低く出てもその他の身辺自立、字の読み書き(適切な筆圧、大きさ含め)、概念取得などの理解はそれなりにあるはずなので(勿論、凸凹があることはある)
『緘黙』故に言語力が乏しいのか
『知的障害』が起因しているのか
当然根拠があって判断しています。
今回の利用者は
面談中は手遊びとエコラリアでした。
初対面の私の前で
お母さん、何時になったら帰る?
お母さん、夕飯何作ってくれる?
と何かしら喋っています。
緘黙の人は
特に初対面の人の前で
話している姿を見せることはできません。
過緊張状態で親しい人とも話せなくなります。
私との会話も全てエコラリアで返ってくる感じで
『緘黙』とは言えないなと思いました。
今まで知的障害を指摘される場面はたくさんあったであろうに(話を聞いていると)、『緘黙です!』と言い張り拘る人が今後『知的障害』を受け入れられるとは思えません。
さらに緘黙か知的障害かをここで明確にする必要がないので、もちろんの事『知的障害』を言うつもりありません。
そもそも敵対心を持たれると上手く支援できないので、私から指摘することのメリットを感じません。
そんなこと言わないけれどもさ、
何でも『緘黙』で貫き通すのには
ちょっと無理があるなぁと思うのと
所々で『障害』と
思われたくない様子だったのですが、
それならそもそも
『障害者施設』の相談員に用はないのでは?とか
療育手帳ありきで就労をしようとしているのなら、『障害』は認めざるを得ないことを理解しているのだろうか…
とか…
主張していることと
使おうとしている支援とで
矛盾を感じるような違和感がありました。
たまに『障害』を認めていない人が来るのだけど、なんともやりにくい。
最後まで読んで下さり、
ありがとうございました
↑職場にあります。
手先を使うものに練習が必要な方におすすめです。