パラリンピックで元Ｆ-1ドライバーのアレッサンドロ・ザナルディが2大会連続の金メダルを取りました！
彼は、1991年に『ジョーダン』からデビューするものの、上位にとは縁がなくＣＡＲＴ(現インディ)の世界に飛び込み、97、98年と連続でチャンピオンになった男。
その後、99年からＦ-1に『ウィリアムズ』から復帰するも、結果を残せず、2001年から再びＣＡＲＴに参戦。
今日からちょうど15年前の2001年9月15日に他車が300キロものスピードで横から突っ込んできて両足を切断…
しかし、彼の魂はそれでも消えない。
2003年にが足の操作の要らないハンドドライブ使用の車でツーリングカーレースに参戦！
2005年「WTCC（世界ツーリングカー選手権）」にＢＭＷから参戦し優勝まで飾った!!
そんな男が自転車競技「H5タイムトライアル」で2連覇！
感動なんていう言葉では安すぎるくらいの熱い情熱はどこから？
ここにヒントがあるかもしれません！
【僕は42歳で自動車レースを辞めた。
全てを投げ出すのは馬鹿げたようなことかもしれない。
困難に立ち向かったのだ。
でも、私の人生の中では初めてのクレイジーな行動ではなかった。
結局、私の行動は正しかった。
夢物語を追う必要なんてないけど、
もし見てみたい地平線があるなら、
幸福とはそのコーナーを曲がったすぐ先にあるものさ 】
足を切断する事故があっても自動車レースに戻るなんて考えられますか？
恐怖もあるだろうし、大体、五体満足であってもなかなか勝てないのがレースだ。
そんなのものともせずにやり遂げてしまう！
それは、現状をしっかりと受け止め、嘆いたって未来が明るくなるわけではないから出来ること、やりたいことに全力を注いだ結果ですね！
これでもまだ出来ない言い訳を考えてしまっていたら…
重症です(笑)