NHK100分de名著
冒頭がとても印象的です。
指南役の能楽師の安田登さんが朗読もされていて
とても迫力がありました。
リーダー論、組織統率力
兵の士気を上げることはとても大変ですが
下げるのは一瞬。
戦も組織も一緒ではないのでしょうか。
古くから言い継がれてきたよいはなし
というだけでなくその時代、時代に合わせて
読み手が読み合わせていける所が
廃れることなく受け継がれている証拠なんでしょうね~
平家物語と言うと私は
NHK大河ドラマ 「平清盛」がとても印象的で
思い出されます。
あまり視聴率は良くなかったみたいですが、
平安時代を描くと華やかで美しい貴族や生活様式
ばかりが強調されがちですが
薄汚く
泥や砂や埃にまみれ
飢饉の惨状もそのままに
画面全体がとても暗く闇が色濃い描き方がかつてなかった
ように思えます。
武士の闇、闇の力を得た狂気と苦悩を
平清盛 松山ケンイチさん、
平重盛 窪田正孝さん
光の貴族の苦悩と狂気を
鳥羽上皇 三上博史さん
後白河上皇 松田翔太さん
崇徳上皇 井浦新さん
白河法皇 伊東四朗さん
翻弄される女性を
待賢門院 璋子 檀れいさん
美福門院 得子 松雪泰子さん
などなどがとても印象的でした。
闇が濃いから光が濃いのか
光が濃いから闇が濃いのか
どちらにしても表裏一体
平家側、源氏側
武士と貴族と
それぞれの側面から見ればまた違う世界が
あるんでしょうね。
365-サンロクゴ- 燕三条
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