小説【青春メタボリック】第1話 | 相武万太郎オフィシャルブログ「六転び七転び八転びROCK。」(音楽、小説、酒)

相武万太郎オフィシャルブログ「六転び七転び八転びROCK。」(音楽、小説、酒)

ベッキーがテレビに出てるとチャンネルを変えてしまう男が、好きな音楽や小説を語ったり書いたりらじばんだりしています。音楽は洋楽ロックメインだったが最近はハロプロ大好きです。特にANGERME。

「…ごめんなさい」

「…そっか、そうだよね。僕のほうこそごめん」



これで何回目になるだろう、
ふられて友達関係がギクシャクしちゃうのは。



片思いは、
告白側が加害者になってしまうんだ。



傷ついてるのは、僕なのに。



石本三郎は、
人並みの偏差値の、
どこにでもいるフツーの大学生だ。



人よりちょっと肥満気味であることをのぞいて、
至ってフツーの。



やけ食いするのもフツー。


ただし量は桁外れ。


三郎は、節約のため、やけ食いは食べ放題の店で我慢している。



三郎は、食べ放題には一人では行かないというルールを課していた。



仲間としか行かないと決めておけば、
回数を減らせるからだった。



エンゲル係数も体重も、むやみに増やしたくなかった。



三郎は、学食に向かった。

食べ放題に付き合ってくれる仲間を探していると、
後ろから声をかけられた。






(つづく)