小説【田中兄弟】第7話 | 相武万太郎オフィシャルブログ「六転び七転び八転びROCK。」(音楽、小説、酒)

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ベッキーがテレビに出てるとチャンネルを変えてしまう男が、好きな音楽や小説を語ったり書いたりらじばんだりしています。音楽は洋楽ロックメインだったが最近はハロプロ大好きです。特にANGERME。

「お怪我はありませんでしたか?姫」


丸男はうやうやしく手を差し伸べた。


礼二は丸男に呆れてものが言えなかった。





ビーチ姫が子供とは…。





ビーチ姫はそんな扱いには慣れているらしく、傍若無人に丸男に接する。



ビーチ姫は礼二に向かった。
「丸男はお前に説明していないことがたくさんある。

私は、かつてのレッドリボン軍の唯一の嫡子、後継者なのだ。

私は、レッドリボン軍のなし得なかった世界統一を実現させるために、戦っている」



待て待て”(ノ><)ノ


ジオン軍から再構築されたアクシズのノリかい!



礼二は電流に打たれたかのようにじっとしていたが、
ようやく、絞り出した。



「兄ちゃん、俺は納得いかねえ。

レッドリボン軍って、悪の軍団だったって昔テレビでやってたぜ。

なぜそんな軍隊に力を貸してるんだ?」



丸男は少し、寂しい顔つきになり、礼二に対峙した。
「今のお前にはわからないかもしれないな…



いいだろう。弟よ、お前とコンビを組むのは最後にしよう。

手元にある金貨は餞別だ。

いつか分かり合える日がくるまで、さらばだ」


ビーチ姫と丸男は背を向けて、歩き出す。


礼二は思わず叫ぶ「待って兄ちゃん!最後に教えてくれ。

俺たちが人間じゃないってどういうことだよ?」



礼二は背中越しに答えた。「俺たち、火の玉を投げてたろ?

ビル10階までは跳躍できんだろ?

普通の人間はできないんだよ…」



フライパン山の洞窟内ではしばらく、礼二が兄を呼ぶ声が響いていた。



人間不信、会社不信となった礼二は、
命を捨てる職業、カートレーサーに転職した。



丸男が、世界中でワリオと呼ばれるようになったのは、言うまでもない。



では、カートレーサーの本来の主人公は、どうしたのか?



これは
礼二が1人二役をしているとか、
アイルトンセナを神龍で生き返らせ、被らせているとか、
様々に、
世界の7不思議として後世に語られているとおりである。