■再び夜の世界の支配者を目指して
給料がストップしても、サロンに住んでいたので問題ありませんでした。
電気代や水道代も経費で落としていたので問題なく、不食なので食費も不要でした。
しかし、タバコ代やデート代などの小遣いが必要なので、サロンから徒歩3分くらいの所にあるホスクラでバイトを始めることになりました。
【2008年9月26日】のことでした。
外資系企業のCEO兼会長がホスクラでバイト（笑）
しかし、それは単なる小遣い稼ぎだけが目的ではなく、夜の世界の支配者になるための潜入調査でもありました。
サロンから徒歩3分くらいのホスクラでバイトを始めた事を会社ブログにも書いていましたが、サロンの近くにホスクラは1軒しかなかったので、すぐにニャオレンジャーに特定されて待ち伏せされるようになりました
■閣下の営業しない戦略の理由
僕のことを「閣下」と呼び始めたのはヤタガラスですが、実はその前に、この時の店のお客さんの魔狸（マリ）に何故か「閣下」と呼ばれていました。
（「れいら」は当時の源氏名）
キャバクラに行かなくても、売れっ子キャバ嬢が仕事帰りに遊びに来てくれました（笑）
でも僕は基本的に営業しない主義で、もし店に来てくれても極力お金を使わせないようにしていました。
基本料金（席料）1万8000円、指名料3000円、鏡月1本1万円、TAX35％だったので、最低料金は4万1850円（それプラス割り物1杯1000円）。
担当ホスト以外にも複数のホストが取り囲むので、鏡月1本なんて一瞬でなくなります。
もし毎日（月25日として）、最低料金で来てくれても、売り上げは25万円（鏡月1万円×25日）ですが、売上げ50万円以下は歩合ゼロでした。
指名料3000円の内、実際に貰えるのは1000円です。
つまり、1ヶ月で100万円（4万円×25日）使ってもらっても、僕には「2万5000円」くらいしか入らないのです
それならプライベートで遊んで、直接現金を貰おう（預かろう）と企んでいたけど、うまくいきませんでした^_^;
もちろん、それを運用に回して、あ、それは最近の記事にも書きましたね
■打出の小槌を持つ女たちと男を見る目
ある日、初回で成り金みたいな女性（30代くらい？）が来店しました↓
誰も指名せずに、ルイ13世を下ろして200万円くらい使って帰りましたが、一体何者でしょう
お客さんの職業を聞くのはNGなので謎のままですが（結婚詐欺師でしょうか？笑、それとも社長？）、
誰も指名されなかったので、200万円超の売上げは100％店の利益でした
（ちなみに、ローランドの店ではルイ13世は3000万円らしいですボッタクリバーの100倍極悪）
ボッタクリバーの100倍極悪）
ホスクラに通う女の殆どがフーゾク嬢で、毎日10万円くらい使っていましたが、そんなに使っていたら貯金なんて出来ないだろうと思っていると……
シャンパンを何本も下ろして何十万円も使う日があったり、担当ホストのバースデーでは何百万円とか何千万円とか使うし、どこからそんなお金が湧いてくるのが不思議で仕方がありませんでした
パパ活で稼げるような可愛い子はいなかったので、須藤早貴容疑者のような事をしているとしか思えません^_^;
もっと凄い女がいたけど、それは後ほど……。。。
しかし、初回料金はワンコイン（500円）で飲み放題で、初回のお客さんは毎日たくさん来ていたのに、僕を指名してくれるお客さんは滅多にいなかったので、男を見る目がない女が本当に多いことを如実に実感しました（笑）
でも、男を知り尽くしている売れっ子キャバ嬢や、僕好みの可愛い子は僕を指名してくれるのでした
■奉仕の精神とモチベーション
僕は新人でコキ使われまくりだったので、1ヶ月もすると辞めたくなってきましたが、5ヶ月間も続けることが出来ました。
（コキ使われるのも奉仕ですが、奴隷的で喜びを見出せなくて……でも、それもまた我を無くす修行。。。）
そのモチベーションの1つは、毎月撮影があることでした。
髪の毛が長すぎるから切った方がいいと、みんなに言われたので、「素直」に切りました。
すると、切り方がおかしいと指摘されました（笑）
ホストの自覚なし！売れる気なし！（笑）
その写真が毎月雑誌に載ることが楽しみでした↓
女王も毎月載っていました（笑）
■2つの修行
ピーチにホスクラでバイト始めたことを伝えると、「えっ！マジ？ホスト行ったことないから行ってみたい
」と言われました
」と言われました会社経営者の僕がホストを始めたことにビックリしていたけど、行ってみたい動機が僕よりもホスクラそのものだと思ったので、ハマると困るので店に呼びませんでしたが、ホスクラでバイトを始めたことによってピーチと会う回数が激減しました……。
ストーカーの魔女に「ホスクラでバイト始めたから会ってやるから来いや」とメールすると、「どうせまた事件起こしてすぐ辞めるのがオチだ」と返ってきました^_^;
さて、それはどうでしょうか
それが今回の記事のメインの内容です。
今、注目の5人の男達に選定されました
僕が入店して暫くして、20歳の「永遠（とわ）」というヤンキーの新人が入店しました（上画の左↑）。
入店して間もなく太客（大金を使うお客さん）をGETして、そのお客さんが1ヶ月で1000万円使って、永遠はいきなりNo.2に躍り出ました
そのお客さんは20代の無職なのに毎月1000万円使っていました
父親から毎月1000万円の小遣いを貰っているとのことでしたが、世の中には色んな人がいるものです
（そういえば19歳の時、高校の時の友人が逆玉結婚して、奥さんの父親から毎月500万円の生活費を貰ってる奴がいました）
）話を戻して、もともと横着な性格の永遠は、完全に天狗になっていました。
僕が先輩になるわけですが（年齢も僕が11コ上でしたが）、僕は永遠に敬語で話して、永遠は僕にタメ口で話していました。
一応仲は良かったけど、僕が優しすぎるので完全にナメられていて、やがて呼び捨てで呼ばれるようになり、パシリに使われるようになりました（笑）
ある日、接客中に永遠のズボンのチャックが開いていたので耳元でコッソリ教えてやると、永遠がブチ切れて怒鳴りました↓
「分かっとるわお前、誰に向かって言っとんだて殺したろか、おい表出ろや
」
お前、誰に向かって言っとんだて殺したろか、おい表出ろや」永遠は僕の胸ぐらを掴んで、外に引きずり出そうとしました。
怒る意味が全く分からないけど、僕はネオデジタル内観のお陰で全く冷静で、永遠に謝罪しました↓
「ごめん
機嫌を損ねたのなら謝るけど、怒らせるつもりは全くなかったし、それでもムカつくなら気が済むまで殴ってください」
機嫌を損ねたのなら謝るけど、怒らせるつもりは全くなかったし、それでもムカつくなら気が済むまで殴ってください」すると、永遠は「もうええわ」と言って、僕を許してくれました。
そういう事が度々あって「観音下座の行と素直の行」を極めました（詳細は後述）。
しかし、「分かっとるわ」って！わざとチャック開けてたんか
（笑）この変態め
（笑）
（笑）この変態め（笑）それともムレてたから換気してたのかインキンめ（笑）
インキンめ（笑）そもそも、お前こそ魔界の皇子に向かって何だその態度は（笑）
（笑）しかも、実際には皇子ではなく、魔王と合体したので事実上の「魔王」なのだぞ（笑）
汝は魔王に歯向かう「勇者」か（笑）
（笑）頭の悪いクソヤンキーめ（笑）
↑まぁ、これは本音だけど冗談として↓
永遠のお客さんは、父親からホスクラ禁止令が出たとのことで、4ヶ月過ぎた頃から来なくなりました。
永遠がそのお客さんに電話で「いいから来いやーカチコミに行くぞー」と怒鳴っていました。
カチコミに行くぞー」と怒鳴っていました。結局そのお客さんは来なくなり、永遠はナンバーから外れて店を辞めました。
永遠の栄光と転落の話でした。。。
が、20歳でホスト未経験で、いきなり4ヶ月で2000万円くらい稼いだのだから大したものですね
やはり、ホストで売れる人間は悪どいことは間違いなく、詐欺師の素質がなければ稼げない世界なのです
■ワルが好きな女とディクシのススメ
永遠は不細工で、喋り方もキモくて、喋ったらアホ丸出しなのに、なぜ永遠に毎月1000万円も使うのか不思議すぎるので、そのお客さんに質問したことがありました
「どんな男がタイプっすか？」
「ワル！」
「幼女連続誘拐殺人犯とか？」
「いや、そんなんぢゃなくて（笑）」
「結婚詐欺師とか？」
「それもイヤ（笑）」
てか、永遠はそのお客さんと結婚すると公言していたけど、実際には嫁も子供もいたので、そのお客さんは既に永遠から結婚詐欺に遭っていたようなものです^_^;
（毎月1000万円使ってくれているお客さんのことを、裏では「あの女キモすぎてヘドが出る」と言っていました。）
そこで永遠が話を遮（さえぎ）って、こんな話をしました
（永遠は父親がヤクザの親分だといつも言っていましたが・・・組の名前を聞いても答えなかったけど^_^;）
「こないだ俺に喧嘩売ってきた奴を事務所に連れて帰ったら、オヤジに指詰められとったわ（笑）」
「それはウソでしょ（笑）」
と僕が言うと・・・
「ホントだねお前の指も詰めるぞ、コラ」
お前の指も詰めるぞ、コラ」とブチ切れたので・・・
「マジッすか！一瞬信じられなくて冗談だと思ってしまいました^_^; アハハ」
と言うと、何とか治まったけど、絶対嘘やん（そんな簡単に一般人の指を詰めるわけがない）
そもそも、魔王がヤクザにビビると思ってんのか
（もちろん、監禁されて殺されそうになったら怖いけど、僕はヤクザがビビるバックが複数あるので怖いものなしなのです）
で、本題ですが、ワルっぽい男が好きな女は多く、僕は潜在意識を浄化して半覚醒したけど、ワルっぽい要素は残っています。
しかし、どうしようもないワルしか好きになれない女性は、内観もまともに出来ないので、生命体を変える必要があります
そのような方は、ぜひ「ディクシャ」を受けてみてください
ちなみに、街で見かける僕がタイプの女は、大抵がヤクザみたいな男と歩いています
文字数オーバーになったので、続きはまた明日。。。
