春。

私は、恋をしていた。

彼を見るのも、話をするのも、嬉しかった。

そして、その恋心は、日に日につのっていった。

思春期の成長と共に、毎日がとても楽しかった。

 

私は、その溢れる想いを言葉にすることにした。

詩を書き、それを雑誌の文芸欄に投稿した。

その当時、流行っていたメジャーな学習雑誌である。

 

ある日、雑誌をぺらぺらとめくると、

 

なんと!!

 

私の詩が、入選作として、載っているではないか‼

 

嬉しいやら、恥ずかしいやら・・・。

 

創作することが好きだったので、入選したのは嬉しかった。

でも・・・、思春期の恋心ゆえ、親にも友達にも言えず、

私の栄光はお蔵入りしたのだった。

 

 

今回、どういうわけか、削除してしまったので、

また、載せました。

いいね してくださった皆様、すみません。