スーパー130’sサージのスーツ | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

今回は、着るものに悩む春のスタートに最適な「スーパー130’sサージ」素材で作製しスーツの紹介です。

 

先週のスタートは東京都心で大雪となり、日中の気温も5度までしか上がらず今季最低を記録して、身体の芯まで凍えるような真冬の寒さで、連休明けの今週のスタートは日中の気温が15度を超え、昨日は20度に迫り4月の春本番の陽気と季節外れの暖かさで、暑がりなのになぜか寒がりの私の服装も、ヘビーウエイトの「ツイードコート」から「ローデンコート」に着替え、更には昨日の帰りにはコートも羽織らずウール・ペーズリーの「大判ストール」だけ、本日は「コーデュロイ」のスーツと、目まぐるしく変わる気温差を体感しながら早くも春へと向かい始めました。

 

このスーツをお借りした方は、2010年より長いお付き合いをさせていただいている服好きの後輩の方で、昨年10月に初仕事に就かれ、お洒落でハイレベルな着こなしの先輩の装いが気になって、良いスーツを作りたいと言うことから、弊店“TENJINYAMA”に連れてきてもらい、まずはスタンダードなネイビーのスーツを作っていただくことになりました。

 

この素材は、弊店“TENJINYAMA”と昔から相性の良い、高品質の生地を維持し続けているイタリア屈指の生地メーカーCARLO BARBERA社の、春先に適した重さ270gのスーパー130’sの「サージ」で、バルベラならではのワンランク上のソフトな肌触りと光沢感は、真夏以外の着るものに悩む季節に活躍してくれる優れものの素材ではないでしょうか。

 

モデルは、クラシックなムード漂う「NCRC」(オールド・カラチェニ)を使い、シングル3ツ釦段返り、スタンダードにフラップポケットのサイドベンツにして、スラックスもスタンダードに2プリーツにして、サスペンダー釦を付けています。

 

今回のコーディネイトは、ロンドンストライプのクレリック・セミワイドカラーシャツに、“Jhon COMFORT”社のチェックのネクタイを締めて、パイピングのリネンチーフをスクエアーに飾り、靴は“天神山オリジナル”で作製した表革ボルドーカラーのクオーターブローグで決まりですね。

 

 

弊店“TENJINYAMA”の親会社(生地商)が取り扱っている、春夏シーズンのカジュアルシーンに最適な新着ブック「LINEN CLASSICS」「COTTON CLASSICS」2種を紹介させていただきます。

 

「アイリッシュリネン」と言えば本場アイルランドの“SPENCE BRYSON”社の、軽量280gの「Lismore」7色(写真)が新着で加わり、昨シーズン新着で私自身もスーツを作った「Kildare」14色、毎年好評のド定番「Tropical」23色、ヘビーウエイトの「Tyrone」18色、少し軽めのヘリンボーン織りの「Glin」7色、シャツ生地「Qintin」13色と「Orkney」8色と、充実したフルラインナップで揃えています。

10年以上前に「トロピカル」2着と、昨年「キルデア」1着のスーツを作っている私ですが、異常な汗かきで暑がりの私に適した軽量の「リスモア」が新着で加わったので、作りたい病がさらに悪化しそうです。

 

英国のコットン&コーデュロイ素材で有名な老舗テキスタイルメーカー“Brisbane Moss”社の、2023年秋冬シーズンからスタートして私自身もスーツを作った「細畝コーデュロイ」10色、「コーデュロイ」6色、「キャバルリーツイール」6色、「デニム」6色と、今シーズン新着で加わった「ギャバジン」2種、310gの「Shekespaere」12色(写真)と、420gの「Tennyson」9色です。

 

近年のカジュアル化傾向が勢いを増して進んでいる中で、“天神山流”でしつこく提案し続けているクラシックでエレガントな“正統派スタイルの着こなし”のカジュアルシーンには欠かせない貴重な夏の定番素材ですので、先々週に紹介させていただいた、今シーズン一押しの素材“Ermenegildo Zegna”社の「CASHCO」と共に、これから始まる春夏シーズン用に是非加えられてはと思っています。

 

 

 

<洋服のお直し&リフォームサービスのお知らせ>

2021年6月より弊店TENJINYAMA”の3Fに工房を開設いたしましたので、技術と服飾のプロフェッショナルにお気軽にご相談ください。

 

 

 

<店舗のご案内>

店舗住所:〒140-0004 東京都品川区南品川 5-8-21 

電話番号:03-6228-7321 

FAX:03-5479-8077 

メールアドレス:tenjinyama@kogaya.co.jp

HP:http://www.tenjinyama.jp/

定休日:日曜日・月曜日・祝日

営業時間:10:00~18:00

※密集を避けるため、ご予約制とさせていただきます。

 ご来店の際は、前日までにご予約いただけると助かります。

 

2月18日(日)、19日(月)、23日(金、祝)、25日(日)、26日(月)、3月3日(日)、4日(月)、10日(日)、11日(月)、17日(日)、18日(月)、20(水、祝)、24日(日)、25日(月)、31日(日)、4月1日(月)、7日(日)、8日(月)、14日(日)、15日(月)、21日(日)、22日(月)、29日(月、祝)はお休みさせていただきます。

 

 

※最寄駅は京急青物横丁より徒歩2分、JR大井町より徒歩10分です。

京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、突き当りの左階段を降りて、20mで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物TENJINYAMA”到着

 JR大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に20mほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を進み下りかけた、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 

※建物脇に駐車場もございます。

お車でのお越しは、横浜方面から第一京浜(国道15号線)の青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、細い道を直進してまもなく右手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 東京方面から第一京浜(国道15号線)の品川駅を越え蒲田方面に進み、山手通りを越えて信号1個目の「南品川4丁目」の交差点を右折、道なりに進み信号2個目の「南品川5丁目西」で左折、すぐの細い道を右折、道なりに250mほど進んだ左手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着