サージのスリーピース・スーツ 2回目 | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

今回は、ドレスアップシーンに最適な限りなく黒に近いミッドナイトブルー色の「サージ」で作製したスリーピース・スーツの紹介です。

 

今年の7月は世界中で平均気温が史上最高となり地球沸騰の時代”が到来し、日本でも最も暑かった7月となり45年ぶりに記録を更新して、一昨日の8月の初日は久しぶりの雨に恵まれたかと思ったら昼過ぎから“ゲリラ豪雨”となり、昨日からまた暑さが戻りこの先も猛暑が続きそうで、暑がりで異常な汗かきの私には耐えられない毎日が続いています。

 

このスリーピースをお借りした方は、今年の1月に「チョークストタイプのスリーピース」を2年連続で協力していただいていて、その時にも書いていますが、天神山流”の拘りコレクションを気に入っていただき8年前よりハイペースで揃えられていて、そろそろ作るものが無くなってきている中で、昨年は初挑戦の「グレンチェック」柄で作り、大好きな「フランネル」コレクションが充実しつつ、5年前に2着目を作った重さ310gの「ELECTA」シリーズの「サージ」が1年を通してよく活用しているので、限りなく黒に近いミッドナイトブルー色も気に入り今シーズンの1着目に選んでいただきました。

 

この素材は、イタリアを代表する世界最高峰の生地メーカー“Ermenegildo Zegna”社の、重さ310gの「ELECTA」シリーズの「サージ」で、“ゼニア”らしい高級感のあるツヤと、耐久性に優れ皺になり難くシワの回復力も高くと、良いことだらけの3シーズン用の定番生地で、まだ寒さの残る3月から4月にかけての春先シーズンと、9月後半から「フランネル」を着る前までのシーズンに最適で、更にはこの限りなく黒に近いミッドナイトブルー色はドレスアップシーンに活躍させられ、気分を高めてくれる優れものの素材ではないでしょうか。

 

モデルは、この方が一昨年よりお気に入りとなった「NCRC」(オールドカラチェニ)を使い、シングル3ツ釦段返り、チェンジポケットを付けてサイドベンツにして、襟付きのウエストコートに、トラウザースは2プリーツ、サイドアジャスター脇・尾錠を付き、ブレイシーズ釦を付けています。

 

今回のコーディネイトは、ストライプのラウンドカラー・クレリックシャツに、ハウンドトゥースのジャカードタイを締めて、別注アイリッシュリネンのポケットチーフをスクエアーに飾り、靴は天神山オリジナル”で作製した黒スムースレザーのフルブローグで決まりですね。

 

 

2年前の8月に“カシミヤ・オーダーフェア”カシミヤ“オーダーフェア”のお知らせ | 天神山メンズスタイル (ameblo.jp))を開催して、好評をいただきながら多くの方にお作り頂き、一番人気だった高級カシミヤの代名詞とも言われている世界最古の毛織物メーカー“PIACENZA”社の、重さ470gの「カシミヤ100%」の在庫が、残り3色(ブラック、グレー、ライトグレー)となりましたので、最終の約70%OFF“超お値打ち価格”にてご提供いたします。

 

価格は、弊店一押しの「ポロコート」¥200,000、シングル「チェスターコート」¥180,000、シングル「ジャケット」¥130,000のすべて税込み価格です。

 

前回のブログでも書きましたが、この秋冬シーズンより生地値が10~20%上がり、オーダー価格も10%程度上げざるを得ないところで、更に「カシミヤ100%」はどこのメーカーも値上がり率が高く、因みに今回紹介の“PIACENZA”社を新たに輸入して作ったら「チェスターコート」¥600,000と異常な値上がりです。

 

また、イタリア・ビエラで1848年創業した由緒正しい毛織物メーカー“Cesare Gatti”社の、重過ぎず軽すぎない450gの「カシミヤ100%」も在庫が多少残っていますので、まだまだ暑い日が続いていますが、そろそろ秋冬へと気持ちを高めながら「カシミヤ」の気品あふれるコートやジャケットで、2023年の秋冬は贅沢な気分を味わってみてはいかがですか。

 

 

 

<洋服のお直し&リフォームサービスのお知らせ>

一昨年6月より弊店“TENJINYAMA”の3Fに工房を開設いたしましたので、技術と服飾のプロフェッショナルにお気軽にご相談ください。

 

 

 

<店舗のご案内>

店舗住所:〒140-0004 東京都品川区南品川 5-8-21 

電話番号:03-6228-7321 

FAX:03-5479-8077 

メールアドレス:tenjinyama@kogaya.co.jp

HP:http://www.tenjinyama.jp/

定休日:日曜日・月曜日・祝日

営業時間:10:00~18:00

※密集を避けるため、ご予約制とさせていただきます。

 ご来店の際は、前日までにご予約いただけると助かります。

 

8月6日(日)、7日(月)、11日(金、祝)~18日(金、夏季休暇)、20日(日)、21日(月)、27日(日)、28日(月)、9月3日(日)、4日(月)、10日(日)、11日(月)、17日(日)、18日(月、祝)、23日(土、祝)、24日(日)、25日(月)はお休みさせていただきます。

 

 

※最寄駅は京急青物横丁より徒歩2分、JR大井町より徒歩10分です。

 京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、左階段を降りて、20mで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 JR大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に20mほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を進み下りかけた、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 

※建物脇に駐車場もございます。

お車でのお越しは、横浜方面から第一京浜(国道15号線)の青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、細い道を直進してまもなく右手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 東京方面から第一京浜(国道15号線)の品川駅を越え蒲田方面に進み、山手通りを越えて信号1個目の「南品川4丁目」の交差点を右折、道なりに進み信号2個目の「南品川5丁目西」で左折、すぐの細い道を右折、道なりに250mほど進んだ左手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着