トロピカルのスーツ | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、春本番から盛夏にかけて活躍する「トロピカル」(平織り)で作製したスーツの紹介です。

春本番と冬の空気がせめぎ合うこの時期、日ごとに気温が上がったり下がったりで、変化が目まぐるしく、20度越えの日曜日は半袖でも過ごせた陽気から、昨日は冷たい雨で10度の届かない真冬の凍えるような寒さで、コートだけは春らしいポプリンの「レインコート」でしたが、1カ月ぶりにカシミアのマフラーをしっかり巻いて手袋をはめてと、老年期に差しかかった身体を気遣った装いとなりました。

このスーツをお借りした方は、10年前の7月に「サージのスーツ」を作られてからのお付き合いで、その後はジャケット&パンツの“セパレートスタイル”を中心に加えられながら、収納スペースが限界に近づいている中で、4月からスーツがメインの職場に変わり、スタンダードな無地のスーツが少ないことに気付き、昨年パンツで作ったお気に入りの「トロピカル」で加えていただくことになりました。

この素材は、英国が誇る高級生地メーカー“Willam Harstead”社の、重さ220gでスーパー120's双糸使いの「トロピカル」(平織り)で、「サージ」素材では盛夏まではと言うビジネスマンの方には、重過ぎず軽すぎない更には皺の戻りも良く、しっとりとした肌さわりは、春本番から盛夏まで活躍させられる優れものの素材ではないでしょうか。

モデルは、この方の最近のお気に入り「SMJ」(ニューカラチェニ)を使い、シングル3ツ釦段返り、スラント・フラップポケットのサイドベンツにして、スラックスは1プリーツにしています。

今回のコーディネイトは、白抜きストライプのワイドカラーシャツに、新着の“Petrniusu”社の小紋プリントのネクタイを締めて、水玉にパイピングのポケットチーフを華やかに飾り、靴は“天神山オリジナル”で作製したタッセル・スリップオンで決まりですね。

私自身が10年前に作った「トロピカルのブレザー」https://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/49906994.html)は、ゴールデンウィーク明けから着始め残暑厳しい9月末までの5か月間フル回転で活用していて、“セパレート・スタイル”が多くなる夏シーズンのウール・パンツは全て「トロピカル」で、と言いながらも最近は「トロピカル」素材の種類がなぜか少ない中で、前々回紹介の「ネイビーブレザー」の時にも書いていますが、この“ハルステッド”社の「トロピカル」素材は夏場の一押し素材です。





<新店舗のご案内>
※昨年9月に12年間過ごした銀座より品川へ移転しましたのでご案内させていただきます。

新店舗住所:〒140-0004 東京都品川区南品川 5-8-21 
電話番号&FAX:03-6228-7321 *今までと同じで変更ありません
定休日:日曜、祝日 *今までと同じで変更ありません
営業時間:10:00~18:30
※相変わらず私1人ですので、ご来店日時をご連絡いただくと助かります。

4月7日(日)、14日(日)、21日(日)、27日(日)~5月6日(月、ゴールデンウィーク)をお休みさせていただきます。

※最寄駅は京急青物横丁より徒歩3分、JR大井町より徒歩10分です。
 京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、左階段を降りて、20mで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着
 JR大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に20mほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を下り、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

※建物脇に駐車場もございます。
お車でのお越しは、横浜方面から青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、直進してまもなく右手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着


弊店“TENJINYAMA”のHPが一昨年11月半ばに新しくなりましたのでお知らせいたします。
アドレスは今までと同じです。(http://www.tenjinyama.jp/
今後は、大阪店と共によろしくお願いいたします。