ギャバジンのスリーピース | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今年初めてのブログの書き込みです。
2018年も1年間、お付き合いよろしくお願いいたします。

「2018年春夏商品」第1回目の紹介からスタートです。

今回は、春先の季節に相応しいシルク混の「ギャバジン」素材を使って作製したスリーピース・スーツの紹介です。

仕事始め5日“小寒”の寒の入りは身体の芯まで凍えるような寒さで、店も1週間の冷え込みで最低気温を記録して暖房を付けてもなかなか温まらず、今週のスタートは桜の咲くころの気温まで上昇し暖房いらずで、明日からはまた強烈な寒気が流れ込み“大寒”に向かって更に冷え込むでしょうから、身も心も温まる真冬の“正統派スタイルの着こなし”で、緩んだ身体と気持ちを引き締めなければと思っているところです。

このスリーピースをお借りした方は、このブログではお馴染みで、この方ならではの拘りコレクションを毎シーズン沢山協力していただいていて、今シーズンはこのシルク混の「ギャバジン」からスタートして、出来上がりの素材感を見て良ければ「ライダーコート」を作り、拘りの同素材を使っての4点セットに挑戦していただきたいと思っています。

この素材は、近年の輸入生地の魅力が無くなってきている中、高品質コレクションを得意とする“三星毛糸”社の、重さ315gのシルク25%混紡の「ギャバジン」で、最近特に見かけなくなった打ち込みのしっかりとしたギャバジンは、春先に最適な「スプリングコート」にも相性の良い、“メイド イン ジャパン”ならではの優れものの素材ではないでしょうか。

モデルは、この方の体型とイメージに合っている「LBS」(ルチアーノバルベラ)を使い、シングル3ツ釦段返り、スラントチェンジポケット付きのノーベントにして、クラシックにダブル前のウエストコートを加え、トラウザースもこの方のスタイルになっているリバースの2プリーツにして、ブレイシーズ釦を付けています。

今回のコーディネイトは、白抜きストライプのワイドカラーシャツに、“Petroniusu”社の小紋プリントのネクタイを締めて、ペーズリーのポケットチーフを華やかに飾り、靴は“古き良き時代のアメリカ靴”のスムースレザー×ナイロンメッシュのUチップ・コンビネーションで決まりですね。

この「ギャバジン」で、今シーズンの春用に私自身もスラックスを新調しようと思っていて、着るものに悩む春の季節になると「紺ブレ」の出番が多くなり、サージ素材のグレー系の色を合わせるのが中心になり、合わせ方がマンネリ化しつつある中で、“白井さん流”を見習ってその日の気分でのコーディネイトを楽しんで行ければと思っています。





弊店“TENJINYAMA”のHPが昨年11月半ばに新しくなりましたのでお知らせいたします。
アドレスは今までと同じです。(http://www.tenjinyama.jp/
今後は、大阪店と共によろしくお願いいたします。

〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03-6228-7321
定休日  日曜日、祝日
営業時間 10:30 ~ 19:00 *土曜日は18:30
    
1月14日(日)、21日(日)、28日(日)、2月4日(日)、11日(日)、12日(月、祭)、18日(日)、25日(日)をお休みさせていただきます。