グレンチェックのジャケット | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、絶妙な素材感と配色の「グレンチェック」で作製したジャケットの紹介です。

先週後半から梅雨のような雨が続き、今週のスタートは東京で10月としては46年ぶりの低温を記録して、昨日は束の間の秋晴れになり、本日は記録的な低温の冷たい雨で思わずカシミアのマフラーを巻いてしまうなど、また秋が飛んで冬に突入してしまったかのような陽気の中、私の装いも身も心も温まる「フランネル」素材の早くも本番を迎えています。

このジャケットをお借りした方は、2010年に“天神山オリジナル”のオーダーシューズを作られてからのお付き合いで、その後、バランス&履き心地を気に入っていただき私と並ぶ11足目まで到達し、洋服は“天神山流”でしつこく提案し続けている「フランネル」「ツイード」、更には「アイリッシュリネン」素材など試していただき、だいぶ揃ってきて作るものが無くなってきている中で、絶妙な素材感と配色の「グレンチェック」に出会い加えていただくことになりました。

この素材は、イタリアを代表する世界最高峰の生地メーカー“Ermenegildo Zegna”社の、ウール89%、シルク9%、カシミア3%混紡の「グレンチェック」柄で、“ゼニア”社ならではのソフトな肌触りと絶妙な素材感と配色は、これから始まる秋本番から冬にかけて、更には春先まで長い期間のコーディネイトを楽しみながら、気分を高めてくれる優れものの素材ではないでしょうか。

モデルは、今年の春より新たに加わったクラシックテイストの「NCRC」(オールドカラチェニ)を使い、水牛釦を付けたシングル3ツ釦段返り、スタンダードにフラップポケットのサイドベンツにして、7mmの総ステッチを施し「アンコン仕様」(肩パット&裏地なし)で、カジュアルなイメージを強調させています。

今回のコーディネイトは、白いオックスフォードのボタンダウンシャツに、前回と同じ“Petronius”社のカシミア100%のストライプタイを締めて、ペーズリーのポケットチーフを華やかに飾り、インナーにハイゲージのVネックセーターを加え、グレーフランネルのスラックスを合わせ、靴は“天神山オリジナル”で作製したスエード・ローファーで決まりですね。

ジャケットを今後増やして行きたいと思っている私のお気に入りの、カントリー服地を代表するスコットランドの生地メーカー“LOVAT”社の、少し軽めの430gの生地ブックが遅ればせながら到着し、継続して人気がある500gの「KIRKTON」と2種類になり、「チェビオットツイード」コレクションも充実していますので、着始める12月に間に合うように加えられたらと思っているところです。





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(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
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