コーデュロイのジャケット | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、なぜか今まで殆ど紹介していなかった素材「コーデュロイ」で作製したジャケットの紹介です。

先週末は都心でも気温が0度と今季一番の冷え込みを記録してそのまま冬本番に突入かと思ったら、今週に入って日中の気温が15度前後と11月後半の気温に逆戻りして、こんな陽気には軽量で気を使わない「ローデンコート」が大活躍していて、ちょっと気張った「ポロコート」の出番が少ない中で、年を越えて凍えるような寒さの冬本番に突入したら、昨年一度も着なかったゴージャスな「アルパカ混」素材のポロコートを登場させ、更にはソフト帽を被りペッカリーの手袋をはめてと、思いっきり気張って“冬の正統派スタイル”の着こなしを満喫して行けたらと思っているところです。

このジャケットをお借りした方は、弊店“TENJINYAMA”が2004年の2月のオープン当初から長いお付き合いをさせていただいていて、この方の昨年までのビジネススタイルは、ネクタイをビシッと締めてスーツを必ず着用されていましたが、今年からノーネクタイでジャケットのセパレートスタイルへと変更し、それに伴い春夏シーズンは今までお持ちの「紺ブレ」に加え、「メッシュ」素材のジャケットを2着加え、ストライプとギンガムチェックのBDシャツに靴はスエード・ローファーと揃え、今シーズンは「ヘリンボーンのジャケット」とスエード・モンクストラップと加えながら、もう1着を少しラフに「コーデュロイ」を加えていただくことになりました。

この素材は、世界のトップブランドに生地を供給するイタリアの総合服地マーチャント“CARNET”社の、一番人気ブック“DANDY”の中から選んだ380gの細畝「コーデュロイ」で、ツイードジャケットに合わせてパンツはもちろん、スーツで作って上下単品でも楽しめる、秋から冬にかけてのカントリーテイストのカジュアルスタイルを提案する上で、ツイードと共に欠かせないトラディショナルな素材です。

モデルは、この方が最近お気に入りの「LBS」(ルチアーノバルベラ)を使い、シングル3ツ釦段返り、胸バルカ腰パッチポケットのサイドベンツにしています。

今回のコーディネイトは、白抜きストライプのワイドカラーシャツに、クリスマスを意識して赤いタータンチェックのウールタイを締めて、“DRAKES”社のウール&シルクのポケットチーフをパフで飾り、グレーフランネルのスラックスを合わせ、靴は“天神山オリジナル”で作製したスエード・ダブルモンクで決まりですね。

コーデュロイ素材の紹介は4年ぶりとなりましたが、トラディショナルなカジュアルスタイルには欠かせない素材で、私自身も30年前に購入したものを20年間着続けて、それからは作るきっかけがなくそのままになっていましたが、今回の出来上りを見て気持ちがムラムラと高まってきていますので、来シーズンはスリーピース・スーツで加えていきたいと思っているところです。





弊店“TENJINYAMA”のHPが更新できない為、2013年3月に移転した銀座2丁目の住所と休業日のお知らせをこちらでさせていただきます。

〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03-6228-7322
定休日  日曜日、祝日
営業時間 10:30 ~ 19:00 *土曜日は18:30
 ※12月29日(木)の年内最終日は、17:00までの営業となります。

12月23日(金、祭)、25日(日)、30日(金)~1月4日(水、冬季休暇)をお休みさせていただきます。