グレンチェックのスーツ | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

今回は、お値打ち“デットストック”生地のグレンチェック柄で作製したスーツの紹介です。

一年で最も昼が長い“夏至”を過ぎて、東京都心では比較的梅雨の晴れ間が多く感じつつも、上空に強い寒気が入ってきている影響で“ゲリラ豪雨”が今年もやけに多く、そんな中で雨雲レーダーを確認しながら自転車通勤を出来るだけ多くして、2週連続で乗れなかった“ロードバイク”での身体のなまりをなんとかカバーしようと、夏バテ対策を意識しながら体調維持を心掛けているところです。

このスーツをお借りした方は、弊店“TENJINYAMA”が2004年のオープン当初からの長いお付き合いをさせていただいていて、週一での電話連絡や来店などで今まで殆どの新着生地をご覧になられながら、今回のような“お値打ち価格”の生地と数多く出会い沢山作られている中で、今シーズンは消耗品の「三者混」のジャケットを作り、今回の「グレンチェック」は秋口用にと加えていただくことになりました。

この素材は、膨大なコレクションを展開する世界最大の生地マーチャント“Scabal”社のデットストック生地で、意外と種類が少なく感じるこの程よい大きさのグレンチェックに、鮮やかなブルーのオーバーペインの配色と300g前後の重さは、真夏シーズン以外の秋口と春先には気分を高めてくれる優れものの素材ではないでしょうか。

モデルは、弊社が扱っている全てのモデルを試されているこの方が、今回はナチュラルショルダーで衿幅と腕幅がやや広い「CRCS」(カラチェに)を使い、シングル3ツ釦段返り、チェンジポケットを付けたサイドベンツにして、スタックスはスタンダードに2プリーツにしています。

今回のコーディネイトは、ストライプのレギュラーカラーシャツに、ジャケット生地を使って作製したメッシュのネクタイを締めて、水玉のポケットチーフをパフで飾り、靴は“天神山オリジナル”で作成したタッセルで決まりですね。

今回紹介のこの素材は現物生地の1点物で無くなってしまいましたが、オーバーペインの入っていない大人し目のグレンチェック柄や、残りわずかの「シャークスキン」と、前回までにお伝えしていたジャケット生地など続々と秋冬物の“デットストック”生地が到着していて、そろそろ2015年秋冬シーズンの“早期受注キャンペーン”でも開催しようかと思っているところです。

因みに私は、“AGNONA”社の「アルパカ混」で念願のポロコートと、“WILLIAMBROWN”社の絶妙な配色のウインドウペイン柄のジャケットと2着同時に作製にかかり、もう気分は秋冬シーズンへと進行しています。






弊店“TENJINYAMA”のHPが更新できない為、2013年3月に移転した銀座2丁目の住所と休業日のお知らせをこちらでさせていただきます。

〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03-6228-7322
定休日  日曜日、祝日
営業時間 10:30 ~ 19:00


6月28日(日)、7月5日(日)、12日(日)、19日(日)、20日(月、祭)、26日(日)をお休みさせていただきます。