ウーステッドのスリーピース 2回目 | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、“メイド イン ジャパン”ならではの低速織機で織り上げたスーパー140‘sの「ウーステッドフラノ」で作製したスリーピース・スーツを着て2回目の登場です。

先週後半からこの冬一番の寒気が流れ込み厳しい冷え込みが今週も続いていて、東京都心でも最低気温が氷点下に迫る朝の凍てつくような寒さの中で、厚手のコートを中心にカシミアのマフラーをしっかり巻いてカシミアライニングの手袋をはめて、身も心も温まる防寒スタイルを本格的にスタートさせましたが、朝の暖房が効いている通勤電車の中に40分乗って手袋をしっかりはめていても手足が冷たく感じるぐらいの冷え込みようで、異常な暑がりなのになぜか寒さにも弱い私は、まずは靴下からとウールのロングホーズは必須で厚手にするか2枚重ねて履くなど足元からの冷えを防ぎながら、洋服は目方のある400g超の紡毛系の素材を中心にローテーションを組んで、まだまだ続く厳しい寒さを耐えていかなくてはと思っているところです。

このスリーピース・スーツは、一昨年の12月から着始めてすぐに“今日の着こなし”で、冬シーズンでは一番のお気に入り素材と紹介している「ウーステッドのスリーピース」http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/53440154.html)で、その時にも書いているように、歳をとってきたせいもありソフトな素材へと気持ちが傾きつつ、「スーパー180‘s」素材のウーステッドのスリーピースを2年連続で作って、ちょっと軽すぎて頼りなく感じ真冬には寒くて着用できず、そんな思いから、5年前に作ったブレザー&スラックスの着心地の良さと復元力の良さを着る度に惚れ込むほどの素材、“メイド イン ジャパン”ならではの低速織機で織り上げた目付けのしっかりとした「スーパー140‘s」のウーステッドを、冬シーズンには無くてはならないド定番の「グレーフランネル」で昨シーズン加えたものです。

今回のコーディネイトは、光ってブルーのストライプが見えませんがラウンドカラーのクレリックシャツに、今シーズンのお気に入りタータンチェックのウールタイを締めて、ペーズリーのポケットチーフをスクエアーに飾り、靴は履き始めて丸3年で150回を越えた“天神山オリジナル”で作製した外羽根Uチップのスエードでいかがですか。

この日のオーバーコートは、タータンチェックのネクタイを意識して少しカジュアルで軽快にと、薄手の「ローデンコート」を羽織ってきたのですが、あまりの寒さに耐え切れず、帰りには店に置いてあった目方のある“ドネガルツイード”のコートに着替えてと、2月末までは中年の身体を労わりながらの防寒スタイルに徹していきたいと思っています。

12月から2月末までの3ヶ月間の私の真冬用ワードローブ10着は、この346gのウーステッド以外は目方が400gを超えていて、先週も書いたように、厚手の素材に慣れると薄手が着れなくなる暑がりで寒がりの変な体質の私にとっては、寒さが厳しくなるに連れてオーバーコートまでヘビーウエイトのものを増やさなければと思っているところで、相変わらず買いたい病の納まるところ知らずです。




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TEL 03-6228-7321

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