カシミアホームスパンのジャケット | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、ちょっと贅沢な素材「カシミアホームスパン」を使って作製したジャケットの紹介です。

先週からやっと穏やかな秋晴れが続きながら11月に突入し、今年も2ヶ月を切りあっという間に1年が過ぎようとしている中で、一雨ごとに寒さも増しつつ重ね着の冬へと移行し始め、そろそろジャケットスタイルの時のインナー着るニットベストや、襟元のアクセントにシルクやカシミアのストール、更にはオーバーコートへと、身も心も温まる防寒スタイルの準備を着々と進めているところです。

このジャケットをお借りした方は、弊店“TENJINYAMA”が汐留にオープンした2004年からの長いお付き合いをさせていただいていて、弊店が銀座に移転した2006年からこの方の仕事の拠点が横浜となり、なかなか東京に来る機会が少なくなると共に洋服を着ることも減りつつある状況の中で、最近意識が薄れていた洋服の傾向を確認しにいらした時に偶然お値打ち価格の「カシミアホームスパン」をお見せし、カジュアル色の強い配色と雰囲気を気に入られ、よりラフなムードで活用できるように“アンコン仕立て”にしてコットンパンツと共に6年半ぶりに作っていただきました。

この素材は、6年前の9月に弊社オーナーが作って紹介している「ホームスパンのスリーピース」http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/35859476.html)と全く同じ素材の色違いで、イギリスを代表する生地メーカー“JOHNSTONS”社のちょっと贅沢なカシミア100%のホームスパンで、英国内産はもちろん、中国やモンゴルなどから輸入した羊毛やカシミアをもとに、紡績から製品化に至るまでを一貫生産をしている英国では貴重なメーカーで、ここから生れるカシミア製品は世界中から高い評価を受け、トップデザイナーや高級メゾン、本物を求める顧客に支持されています。

弊社オーナーも冬シーズンにはお気に入りの素材として頻繁に着用して6年目を迎えていますが、カシミアならではのしっとりとした肌触りと共に目付け390gのしっかりとした打ち込みは、カシミア素材は弱いと言うイメージに反して丈夫さも増し皺になり難く復元力もあり、近年ではあまり見かけない実用面も備えた優れものの最上級素材ではないでしょうか。

モデルは、カジュアルなイメージを強調して、この方が以前麻素材で作ってお気に入りの「アンコンストラクション」(肩パット裏地なし)の身頃の芯地を半分にした一番軽量な仕様で、衿幅が少し狭く釦スタンスが高めの「ICS」を使い、シングル3ツ釦段返り、スポーティーに3パッチポケットのサイドベンツにしています。

今回のコーディネイトは、ストライプのボタンダウンシャツに、水玉のシルクスカーフをアスコット風にアレンジして、アクセントと実用兼ねて“天神山オリジナル”で作製したカシミア&シルクのニットベストを加え、カジュアルなムードを演出してコットンパンツを合わせ、靴は“天神山オリジナル”で作成したスエードローファーで決まりですですね。

ちょっと贅沢な「カシミアホームスパン」素材ですが、オーナーが作った6年前と比べて半分ぐらいのお値打ち価格で、今回のサックスブルーと色違いのダークブラウンとネイビーブルーと3色を、全体の価格が上昇傾向の中で今シーズン特別に在庫限りでご用意させていただいていていますので、希少性の高い最上級品をこの機会に試されてみてはいかがですか。





弊店「TENJINYAMA」のHPが更新できない為、銀座2丁目の新店舗の住所と休業日のお知らせをこちらでさせていただきます。

〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03-6228-7321

11月10日(日)、17日(日)、23日(土祭日)、24日(日) をお休みさせていただきます。