マットウースのブレザー | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、季節の変わり目に活躍する素材「マットウース」を使って作製した、ダブルブレストのブレザーを着始めての登場です。

先週は10月としては過去最多となる台風接近の影響を受けて雨の多い日が続き、今週に入ってからは火曜日を除き穏やかな秋晴れが続き、今季一番の寒さも更新しながら秋の深まりを肌身に感じつつ、通勤電車の中では男性はまだノーネクタイが目立ちますが上着をしっかり羽織り、女性は早くもコートやストールを活用した冬のスタイルまで見かけるようになり、私にとっては今季3回目の衣替えをしようと思っていた今週末の前に、身も心も温まる「フランネル」素材を中心にスリーピース・スーツを着始め、 “着こなしを楽しむ”ベストシーズンへと本格的に突入し、5月よりスタートした自転車通勤でも手抜きをしないこだわりの“正統派スタイル”の着こなしを満喫できればと思っているところです。

このブレザーは、私自身が今シーズンの1着として選んで“梅雨明け”が早かった7月半ばに紹介している「マットウースのブレザー」http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/53887884.html)で、いつもだと早めに作る次シーズンの春夏物のサンプルと差し替えて着始めるのですが、今シーズンはお客様の出来上がりをお借りしているタイミングを利用して、朝晩の冷え込みがもっと進み厚手の紡毛系素材の活用が多くなる12月までの間で着させていただくことにしました。

生地コレクションの種類が以外と少ない「マットウース」(平織り)のブレザーをやっと試すことが出来ましたが、先週ちょこっと書いたように、身も心も温まる「フランネル」や「ツイード」の紡毛系の素材を着始めると、「シャークスキン」「サージ」などクリアーな薄手の素材では、秋の深まりと共に気温の低下に対して血の巡りが悪くなった中年の足元が寒く感じ、先週から薄手に戻れなくなっているところでの試し始めで、重さ375/405gとしっかりとした目付けなので上は寒さを感じないのですが、色が少し明るめなので合わせるスラックスが必然と薄手で明るい色のものにした為に、見た目にも春らしくなってしまうので11月いっぱいでお休みさせて、店頭に飾りながらまだ寒さの残る3月と4月の春先のおすすめ素材として促進させていただきます。

今回のコーディネイトは、写真が光ってしまい見えていませんがお気に入りのラウンドカラーのクレリックシャツに、購入したばかりのタータンチェックのウールタイを締めて、小紋プリントのポケットチーフをスクエアーに飾り、靴は今回このブレザーを作ったもう一つの理由の“天神山オリジナル”で作製したサンドベージュ色の逆折り込みのスエード・クオーターグローグで決まりですね。

先週紹介した“ヴィンテージ”生地は大好評で残りわずかとなりましたが、その後カシミア&シルク素材のVネックとスリップオーバーのニットのオーダー用サンプルが届き、イギリス製のガーゼ織りカシミアのストールや“DENTS”社のペッカリー手袋、足元のアクセントにロングホーズの靴下などこだわりの小物も続々と届いていますので、“天神山流”で提案し続けている身も心も温まる“冬の正統派スタイル“の着こなしには欠かせない名脇役を充実させながら、これから始まる本格的な冬シーズンの4ヶ月間を満喫していけたらと思っています。





弊店「TENJINYAMA」のHPが更新できない為、銀座2丁目の新店舗の住所と休業日のお知らせをこちらでさせていただきます。

〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03-6228-7321

11月3日(日)、4日(月祭日)、10日(日)、17日(日)、23日(土祭日)、24日(日) をお休みさせていただきます。