今回は、ウール50%、シルク30%、リネン20%の「三者混」素材を使ったアンコンストラクション(肩パットナシ)ジャケットの紹介です。
この素材は、最近、品質が一番安定していると思われるイタリア製生地メーカー「CANONICO」(カノニコ)製で、三者混のわりには軽めの240gだったので、今シーズンから新しく加えた「CRCS」(カラチェーニ)モデルでアンコンを作製しました。
3ツ釦段返り、3パッチポケット、サイドベンツのジャケットとしては一番基本的なディテールにして、アンコンの為、7丱好謄奪舛鯑?譴栃卻屬兄斗佑濃転紊欧討い泙后
昨年は麻100%素材のストライプのシャツ生地を使ってアンコンジャケットを作りブログでも紹介をして、暑い夏の時期でも好評でしたが、使用したモデルの襟幅が細めで釦位置が高く、カジュアルなイメージが強く体型によってはサイズバランスが合わせ難いこともあった為、今シーズンから新たにスタンダードなスーツで良く使うモデル2型を加えました。
私自身が今シーズンの一着に選んだジャケットですが、まるで暑がりで体型の悪い私の為に新しいアンコンモデルを追加したみたいですね。
今回は新着のジャケット素材が全て揃ってからこの素材に決めましたが、数多くの素材を見ていると何でも作りたくなって、明るいものに目が行く中で結局は、素材感を重視した無難な色に落ち着きました。
スラックスは、今シーズンのおすすめ素材の一つで、イタリア製生地メーカー「FINTES」(フィンテス)のナノテクノロジー技術を利用して特殊撥水成分を染み込ましたSUPER130‘sの生地で、長期に渡って撥水、防泥効果があり、210gと軽い為、湿度の高くなるこれからの季節には、是非、試してみたい一着です。
コーディネイトは、今回はストライプのシャツに私の好きな黄色いストライプのネクタイを合わせていますが、5月を超えて着用する時は、白い麻素材のプルオーバーのボタンダウンシャツに、今年の気分は前回紹介したボーダー柄で明るめの配色のニットタイを合わせ、ナノテク素材やコットンパンツで、靴はスエードモンクストラップを履き、軽快に梅雨時や暑い夏を乗り越えていきたいと思っています。
それでは、更新ペースの遅い次回の商品紹介をお楽しみ…。