先週末は気温も上がり今年のお花見は２週連続で楽しめた人が多かったみたいですが、昨日の春の嵐で桜の季節も終わり、不安定な気候が続く４月を迎え、着る物に日々悩んでいます。
このジャケットは、前回の三者混のグレンチェックを作っていただいた方が今シーズンの２着目を選んで、一ヶ月間お借りして販売促進に協力していただいています。
この方は、もともと洋服が好きで１年前より親しくお付き合いさせていただいていますが、一般の方に敬遠されやすいジャケットスタイルを数多く経験されている為、明るい色をうまく着こなしています。（メタボな私は膨張色になってしまうのでちょっとひがんでいます）
フレスコ素材と言えば、イギリス製生地メーカー「Ｍａｒｔｉｎ ｓｏｎｓ」（マーティンソン）で、今年は２プライのコレクションも加わり、通気性がよく皺になりにくいという特性を活かし、これからの季節にスーツをメインにおすすめしていますが、数少ないジャケット素材の中で明るいブルーの千鳥格子を見つけたので、前回紹介の３者混のジャケットと同じ裏地を肩の一部と袖裏のみの軽量仕立てで今回は３パッチポケットにして作製しました。
春夏素材としては、コットンやリネンを使ってジャケットを作る人が多くなってきていますが、どうしても皺が気になると言う方には、旅行や出張にも最適なウール素材が一番です。
コーディネイトは、白のオックスフォードのボタンダウンシャツに、今年は特におすすめのボーダーのニットタイを締めて、５月を超えたら気分はちょっと早めにサイドアジャスター付きベルトレス・リバースプリーツの白のリネンスラックスで、ホワイトバックスか茶×白のコンビネイションシューズで決まりですね。
朝と晩がまだ少し寒さが残っているので、なかなか完全に薄手の素材に移行できませんが、そんな時は写真のように襟元にウールやシルクではなく麻素材のマフラーで春のムードを楽しみながら、気温が安定しない４月を乗り切るのもいいかもしれませんね。
４月１３日の日曜日は横浜元町に行きます。
信濃屋オリジナルコレクションに加え、私の好きなレジメンタルストライプのネクタイや、イギリス製のホワイトスエードの靴など、魅力のある新着商品を見に来ませんか。