これまではシングルアンプの製作が続きました。
シングルアンプは工作としては工数が少なく楽なのですが、作る楽しみとしてはもう少し
手ごたえが欲しいところです。
そんな訳で次はプッシュプルアンプに挑戦することにします。
そこで思い付いたのが以前製作した実験アンプのKT33Cクオード回路のアンプです。
これは浅野勇氏の発表された回路をそのままコピーしたものです。
実験アンプとして製作後、今はML6プッシュプルアンプに作り替えていますが、これを
KT33Cに戻します。
話は戻りますが、なぜKT33Cクオード回路かといいますと、丁度ブロ友のYさん様が
QUADⅡのコネクターを自作し再稼働を計画されてますし、同じブロ友のTTA様が
TK33Cでシングルアンプを計画されており、それに感化されての事です。
ただ前回製作のアンプにはいくつかの問題点がありましたので、この機会に手を入れます。
まずチョークコイルです。これまで写真右のラックスの1.3BC4を使っていましたが
これを写真左のラックスの5BC5に置き換えます。これで不足気味のインダクタンスも
電流容量も余裕ができます。
シャーシ上のスペースが心配でしたが、放熱孔を僅かにふさぐ程度で何とか大丈夫でした。
次に入力端子です。写真左2個の金メッキRCA端子が一年もたたずにメッキが剥げ黒く
酸化しています。実験アンプでしたので抜き差しも頻繁に行った事もありますが、これは
酷い!とてもうたい文句の「ハイグレード」とは思えません。
これも写真右2個の新品に交換します。これは「トップグレード」だそうですが・・・。
次に、これは音に関係無い部分ですが、トランス類のラベル(エンブレム?)をラックスの
古いタイプに統一することです。
使用するトランスは全てラックス製にこだわりましたが、エンブレムが無かったり新しい
タイプが付いていたりと気に入りません。そこで必要な枚数を何とか集めました。
錆てますので、磨いて貼り付けます。トランス本体もいずれセミグロスブラックに塗装する
つもりです。
使用する真空管ですが、前回と同様に前段はテスラのEF86で軍用の「剣」マーク入りです。
以前にムギス様から分けていただいた貴重品です。
出力段も前回と同じGECのKT33Cです。OUADⅡの再現であればKT66を
使用すべきでしょうが、オリジナルのGEC(マルコーニ)製は良質なものは入手が困難
ですし、現行品の中華製KT66はオリジナルと同じとの保証もありませんし。だったら
間違いなくGEC製のKT33Cの方が精神的にもよろしいかと、名前からもKT33だと
オリジナルのKT66の半分で済む・・これは冗談ですが。
但し、シャーシの加工や塗装はこの炎天下ではやりたくない作業です。気候と体調を考え
少しづつ作業を始めたいと思います。
福岡大宰府でも連日の37℃!加えて殆ど雨が降りません。これが8月一杯続くと思うと
うんざりしてしまいます。
皆様もコロナを含め体調管理には十分ご留意下さいますよう願っております。






