RV210シングルアンプの改造は用事が重なり遅れていましたが、ようやくシャーシだけが完成
しました。今回は古いアンプのシャーシの流用なので、穴の位置の修正で手間取りました。
恒例の儀式として、取り敢えずトランスを置き、真空管も差して全体のバランスを見てみました。
初段のAC2の背が低い上にサイドコンタクトなので、余計に小さく見えます。逆にドライバー管の
K1694が少し偉そうです。色も金色コートにグレーコート、それにカーボンコートと統一感は
ありませんね。でもバランスは良さそうです。
前回ご紹介しましたように、真空管の魅力を教えていただきました恩師の一人である秀崎先生の
作製されたアンプの再現を狙ったものですが、このアンプを思い付いたお陰で秀崎先生に再会
する事ができました、実に40年ぶりです。
そこに至るまでには、秀崎先生が福岡工業大学に在籍されている旨をご連絡いただきました
TTA様、音とモノ作り博物館でお目に掛れるとご案内いただきました福岡工業大学の卒業生で
北九州にお住いのS様には大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。
話はアンプの製作から逸れますが、福岡工業大学の「音とモノづくりの歴史資料館」をご紹介致し
ます。福岡工業大学の本部棟の1階にあり、音に関連する機器の殆どが展示されています・・・
原初の真空管から最新の送信管、再生機器では手巻式蓄音機、電気蓄音機それも欧州や米国の
名機と言われる危機が所狭しと並べられています。そして圧巻は録音機器です。テープとなる前の
ワイヤー式録音機、それが発展し38・2トラに至るまでの機器・・・もう言葉には表せません。
これだけでも素晴らしいのに、バックヤードともいうべき先生の研究室には展示室と同等あるいは
それ以上の機器が保管されています。驚きなのはそれらが全て稼働可能な動態保存されている
事です。
この博物館は予約すれば見学可能ですので、是非一度訪問されることをお勧めします。
(尚、この時期は休館になっている可能性もありますので事前に電話でご確認ください)
電話番号は092-606-0695です。
最後に秀崎先生(写真左)と記念の一枚を撮らせていただきました。
今回製作を進めるアンプの回路を設計された秀崎先生と再会できましたことで、当アンプについての
疑問点を直接お伺いすることができました。
少し遅れ気味でした作業もこれで弾みがつくと思います。




