アルミ角柱パイプを使ってのトランスケースの作成方法ですが、口頭ではちゃんと説明でき
ませんでしたので、このブログを借りてご紹介いたします。
材料ですが、横山テクノ様に注文してアルミ角柱パイプの必要なサイズを切断していただきます。
例えば80mm×80mmで高さ100mmのトランスケースの場合、80mm×80mmの
角柱パイプで長さを100mmに切断してもらいます。天板は80mm×80mmの平板を2枚
底板として両端を折り曲げる部分10mmを加え120mm×120mmを2枚注文します。
底板は折り曲げますので薄い方が楽ですので板厚1mmか1.5mmをお勧めします。
次に天板を固定する金具をLアングル材で作ります。私の場合は10mm×10mm×30mm
ですが、長さは20mmで十分かもしれません。
その金具を皿ネジを使って固定します。ネジ穴は後でパテで埋めますので深くして完全に
ネジの頭が埋まるようにします。ネジは3mmよりも2.6mmの方が作業が楽です。
そして天板を固定しますが、その際にエポキシ系接着剤を補強に使います。接着剤を使う事で
天板と本体の隙間が埋まり、後で角を削り塗装する際につなぎ目の線が出て来ません。
次に底板の加工です。底板は角柱パイプの内法に押し込みますので、折り曲げる幅は
アルミ角柱パイプの板厚を引いてあげないといけません。1辺80mmに対し底板は1辺
120mmで両端の折り曲げは各10mmですが、これに板厚の分の2mmを加え各12mmで
折り曲げます。この時、幅の狭い万力が無いと綺麗には折れません。
角柱パイプの方には各辺の中央に固定用のネジ穴をあけておきます。
底板は1mm厚ですのでネジ穴は切れません。そこでカレイナットを埋め込みます。指定の
サイズの穴をあけ万力で圧入します。折り曲げてあり万力が使えない所は写真のように
六角ボルトを使って圧入します。圧入が終わったらエポキシ系接着剤で補強をしておきます。
カレイナットを選ぶ際は下図の「h」のサイズにご注意ください。圧入する板厚に合わせて選択
しないと十分な強度が得られません。開ける下穴のサイズもナット毎に指示されています。
最後にトランスを納め固定し底板を付ければ完了です。底板はトランスに合わせてリード線を
引き出す穴を開けます。パテ代わりのエポキシ系接着剤が完全に硬化したら盛上った部分や
ケースの角を削り落とすなど整形して塗装をすれば終わりです。
尚、ネジ山の位置を合わせるのは結構面倒ですが、後でヤスリで修正するつもりでした方が
よろしいかと思います。







