組立終わったKT44シングルアンプは電圧不足ながら良い音を聴かせてくれています。
次に諸先輩よりアドバイスをいただきました発振対策を進めてみたいと思います。その中でも効果が
ありそうな、コイルを巻いた抵抗をプレートに付ける方法を試してみました。
抵抗値やコイルの巻数は厳密には共振周波数などを計算して決めるのでしょうが、知識が無いので作例を
探し、加銅鉄平氏のOTLアンプで使用している「100Ωに10回巻」にします。実験アンプですので適当です。
作ってみました。線はモガミ電線の無酸素銅線NEGLEX2569・・というと意味ありげですが、
たまたま手元にあっただけの普通の銅線です。

HIROちゃん様からプレートに最短距離で直付けするようにと指示をいただきましたので、強引に
付けました。お世辞にもスマートとは言えませんが実験アンプですので。

プレートへの高電圧部分ですので収縮チューブで養生をします。不細工ながらも少しは見られる
格好になったでしょうか。キャップの入口の所に隙間が出来そうですのでシリコンゴム材でシール
しておきます。

ところが作業の途中で面倒なアクシデントが!KT44のプレートキャップが取れてしまいました。
幸いリード線が残っていたので、キャップを接着剤で固定しリード線をハンダ付けすることで修理
出来ました。リード線が残っていない場合は、ダイアモンドヤスリでガラスを慎重に削りリード線を
剥き出しにして線を足しキャップに繋ぐこともあります。トップのキャップが取れてリード線が残って
いなくても簡単に諦めず修理を試みましょう。貴重な真空管ですので。

アクシデントついでにもう1題。パソコンの電源から異音が発生し、発生頻度も時々だったのが
いつも発生するようになりました。冷却ファンが何かに当たっているような音ですが、確認しても
原因は分かりません。パソコンの電源の不調で火を噴くと聞いていたので心配になり交換する
事にしました。古いパソコンに相応しくネットで中古を探しました。その代わり容量も元の500W
から700Wに増やしました。CPUはAMDのPhenomですが、次の世代までは大丈夫でしょう。

電源交換後は静かになりました。大した作業ではないのでサッサと片付けておけば良いものを
いままで怠けていました。マザーボードまでダメージを受けてからでは遅いですよね。
そうそう、KT44アンプの発振対策の結果ですね、対策前から発振は治まっていましたので判り
ません。グリッドに入れた抵抗を外してみようかと・・・外しても発振しなければ効果ありですね。

効果あるにしても外観はいま一です。リード線を短くして、付けた抵抗も下を向くようにして・・・
本番機では見栄えよく処理します。
先輩諸氏よりアドバイスをいただいているフェライトビーズを試してみます。フェライトビーズは
出力管に繋がっている線に入れたらよいのでしょうか。5mmの小さなビーズなので数個入れないと
いけないのかもしれません。調べてみたいと思います。
KT44シングルアンプ実験機は一応これで完成とします。次はムギス様お勧めの英国マツダの
Pen46を考えていますが、このKT44アンプは音が気に入りましたのでしばらく楽しんでから
次のお遊びに移りたいと思います。