WE102Fラインアンプの試聴も終え、次にWE309Aラインアンプに作り替えを予定して
いたところ、ムギス様
より別の抵抗を試し
てはとのご提案を
いただきました。
早速、分けていただき
ました。
同じドッグボーン型
ですが、こちらは
セラミックのスリーブに
抵抗体を詰め両端を
鉛のキャップで封入
したタイプです。
これも金属部むき出し
なので、収縮チューブ
で養生します。
写真左が前回試した
抵抗で、右が今回の
抵抗です。
前回も大きかったの
ですが、今度は更に
一回り太くなって、
重量もあります。

交換しました。
2本並行した白い
抵抗です。
この密集具合は
これが限界です。
電圧をチェック・・当然
変化なしです。
続けて試聴です。
試聴はヴィバルディの
チェロ協奏曲で・・・。
音が出た瞬間、違いを感じました。音が柔らかくふっくらとしています。その分抜けの良い高音は少し
抑えられたような印象です。大変聴き易く、10系シングルパワーアンプ特有の個性が出てきません。
交換したのはプレート負荷抵抗ですが、抵抗でこれほど変わるものでしょうか。駄耳をもってしても
違うと感じました。
次にベートーベンのピアノソナタです。高い音の煌びやかさはやや抑えられ、タッチが柔らかくなった
印象です。音の広がりも良いですね。
大急ぎで数枚のCDを聴きましたが、この2種類のドッグボーン抵抗は甲乙付け難いのが本音です。
最初の抵抗の透明で抜けるような高音も魅力的ですし、今度の抵抗の包まれるような優しさも
印象的です。それぞれの抵抗で構成した2系統のラインアンプをスイッチで切り替えて遊ぶ!これが
出来れば・・・。加えてパワーアンプとの相性もあるでしょうから、こうなると無間地獄・・いえ無間極楽
に落ちますね。
抵抗など値さえ同じなら音は大差な無しと思っていました。実際に市販の抵抗では差は分らなかった
のですが。でも今回のドッグボーン抵抗は違うようです。組み込むスペースさえあれば使う価値の
ある抵抗だと思います。
今回この貴重な抵抗を分けていただいたムギス様には改めて御礼申し上げます。
鉛のキャップで封入