● 仕事の3つのコンセプト。 | たいやき社長、書く。

たいやき社長、書く。

書きたいことを、書きます。



仕事には、大・中・小の、3つのコンセプトがあります。大とは、その会社や店自体が、そもそも、どのような事業を目的としているかということです。中とは、その中で、自分が、ただいま置かれているところは、どのような仕事をしているところなのかということです。そして、小とは、ただいま、自分に与えられた仕事は何であるかということです。この、大・中・小の、3つのコンセプトを把握していない者、また、見分けられない者は、大概において仕事ができません。

ですから、たとえば、トップやリーダーなど、マネジメント、すなわち、組織に成果をあげさせるための重要な役割を持つ立場の人間は、部下に、この3つのコンセプトを理解させることは義務であり、仕事ができる部下を育てるための、「根本」といえます。

たとえば、私が、アルバイト従業員を雇っていたときには、「面接」の段階から、この3つのコンセプトを伝えておりました。まず、大のコンセプトとして、当店は、たいやきというお菓子を通じて、お客様を喜ばせ、幸せにする店であるということ。次に、中のコンセプトとして、あなたは、アルバイト従業員として、社長である私から指令を受け、その任務を果たすことによって、給与という報酬が得られる立場であるということ。

そして、小のコンセプトとして、あなたに与えられる任務は主として2つであり、たいやきを製造し、それをお客様に喜んで買っていただき、お客様のお役に立つことがひとつ。もうひとつは、お客様のお役に立つことによって得られる利益を上げることに尽力し、社長である私を喜ばせ、社長のお役に立つこと。この2つが、あなたがやるべきことです。と、このように、仕事のコンセプトを大・中・小の3つに分けて説明し、キチッと理解できる人材のみを雇用していました。

トップやリーダーは、当然、この3つのコンセプトを熟知していなければ務まりません。そして、部下を持つ場合には、部下にも、この仕事の3つのコンセプトを正確に理解させねば、よい成果は出ないといってよいでしょう。どうか、あらためて、ただいまの自分が携わっている仕事の、大・中・小の、3つのコンセプトを顧みて、点検していただきたいと思います。

↓ Produced by 株式会社 スマイルLABO
※ 当店で、お客様に人気があります。