教育者である、森信三先生の言葉で、私が大好きなものがあります。「人間は一生のうち、逢うべき人には必ず逢える、しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎない時に」というものですが、これは、真実です。私のこれまでの人生をふり返ってみましても、必要なときに、必要な人との出逢いがありました。
ただし、自分にとって、都合のよい出逢いと、都合のよくない出逢い、どちらにおいてもです。しかし、それこそが、そのときに「必要」な出逢いであって、いずれにせよ、自分の「成長と発展につながる出逢い」であるということは、私自身の経験からして、間違いありません。
出逢いとは「必然」です。出逢うべくして出逢います。それも、「一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎずに」です。出逢いは、人との出逢いもあれば、書物や言葉との出逢い、機会やチャンスとの出逢いなどがありますが、出逢う必要があれば、たとえ、ただいま地球の裏側にいる人であっても出逢うものなのです。これが真実なのです。
自分が、人生で出逢うべき人、出逢うべき言葉、出逢う機会には、必ず出逢えますので、これは安心してください。焦らないことです。「人間は一生のうち、逢うべき人には必ず逢える、しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎない時に」という、この言葉を、どうか、心の片隅に置いておいてください。
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