この地球世界の中に、命をあたえられ、
〝 生きる ″ ためには、人間はもちろんのこと、
植物であれ、魚であれ、虫であれ、鳥であれ、
獣であれ、生きとし生けるもの、
すべての存在は、 「仕事」をすることが
使命であり、天命なんだよ。
動物をみればわかる。 生きるためには、
今日、生きるために、食べねばならない。
食べるためには、働かなくてはならない、
仕事をすることこそ、生きることであり、
仕事をしなければ、餓えにひたすら耐えるか、
死ぬ以外にないんだ。
動物だって、仕事をしているんだ。
そこにきて、神仏の属性をあたえられている、
高次な〝 人間 ″ が仕事をしないというのは、
天の道、神仏の道に反していることになる。
人間の世界、人間社会というのは、
大宇宙、大自然が創ったものではなく、
あくまで〝 人間が創ったもの ″ であり、
何もせずに放っておけば、日々落ち葉は
積もり、日に日に雑草は生え、次第に
創ったものは朽ちていき、いつかは必ず
原始の世界に戻ってしまうものなんだ、、。
だから、落ち葉は掃いて、雑草は抜き、
創ったものは、維持、継続していくために、
きちんと日々手入れをする、、というように
この人間の世界、人間社会を
生きていくからには「仕事」から逃げる
ことはできないんだよ。
つまり、人間として命をあたえられ、
この地球世界で、生きていくならば
仕事をすることが〝 さだめ ″ であり、
仕事をすることこそが、天の道、神仏の道
そのものなんだということ、、。
誰もが、まず、これを知らねばならない。