自律神経と汗の関係は
汗は通常、体温調節の役割を果たしています。
具体的には、体温が上昇すると視床下部が感知し、交感神経を介して汗腺に指令を出し汗をかく仕組みです。
自律神経は、交感神経と副交感神経が切り替わることでバランスを保っています。
交感神経には身体にアクセルをかける神経で、活動を高めるために脈拍や血圧を上げます。
一方、副交感神経はリラックスモードに切り替える役割を果たし、脈拍や血圧を下げて心身を休息させます。
自律神経のリズムが崩れると、さまざまな不調が現れることがあります。
自律神経失調症の症状の一つに、異常な発汗があります
発汗は交感神経の働きによるもので、自律神経のバランスが崩れると発汗に異常を来すことがあります。
女性は月経・妊娠。閉経によってホルモンバランスの影響を受けやすいため、
自律神経失調症のリスクが高いことが知られています。
自律神経失調症による汗は、首筋や脇にかきやすいのが特徴で、アポクリン腺という汗腺が刺激されることが原因です。
アポクリン腺は緊張・不安時に刺激される汗腺で、脇の下や外耳道などに発達しています。
自律神経のバランスを整えるためには、生活のリズムの改善、バランスの取れた食生活、ストレスの回避などが重要です。
ケアや治療は、自律神経ケア専門療法士にお任せください。
自律神経ケア専門療法士が使うスエタ式リカバリーは、資格保持者以外は使えません。他の団体に許可することはありません。
著作権がありますので見つけ次第しかるべき処置を行います。