自律神経は、体温や呼吸、消化などの身体の機能をコントロールする神経です。
昼間活発に行動するための「交感神経」と夜間に身体と心を休ませるための「副交感神経」の2種類があり、
バランスを取りながら健康を支えています。
睡眠の質を向上させるためには、交感神経の活動を抑え、副交感神経を優位にさせることが大切です。
そして、入浴は自律神経を整える効果があります。
入浴で得られる3つの作用についても解説します。
◎温熱作用: 湯船に浸かって全身が温まると、副交感神経が優位になり、身体をリラックス状態へと導いてくれます。血行が促進され、老廃物の排出や疲労感の緩和にもつながります。温度は41度以下で汗をかかない程度が大切です。
◎水圧によるマッサージ作用: 湯船の中でかかる水圧は、全身マッサージのような効果を期待できます。余分な血液や老廃物の排出を促し、むくみが気になる人にもおすすめです。
◎浮力作用: 湯船の中では筋肉や関節の緊張が緩み、リラックス効果を得ることができます。
おすすめの入浴手順です。
- 水分補給: 入浴前にコップ1杯程度の水を飲むことで脱水症状を防ぎましょう。
- かけ湯: かけ湯により血圧の急激な上昇を防ぎます。
- 10~15分程度の全身浴: 肩までしっかりお湯に浸かることで温熱作用やマッサージ作用、浮力作用を得られます。
- 髪や身体を洗う: 頭→身体→顔の順に洗うことをおすすめします。
- 再度湯船に浸かる: 複数回に分けて入浴することで身体が芯から温まりやすくなります。
- 水分補給:お風呂上りには水分補給をしましょう。入浴は自律神経を整えるための重要な習慣です。
自律神経は、体のほとんどをコントロールしている要の存在です。
今からの暑い季節でもシャワーだけで済ませずに、しっかりと入浴されることをお勧めします。
また自分で行うことで、自律神経を安定させることはできますが、トータルパワーを上げることは
出来ません。
自律神経に特化した科学的なリカバリーメソッド療法がパワーを上げることが出来ます。
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