地球を包む「世界市民」の連帯 | くにゆきのブログ

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今、自分が感動したこと、また知っていただきたいことを、主に記していこうと思います。

(大百連義、2020,5月号、「世界を照らす太陽の仏法」から)

 

 私が第3代会長として本格的に世界広宣流布への行動を開始して60年ー。

 

 今、御書に仰せの「地涌の義」そのままに、、世界中で使命の友が陸続と立ち上がっています。

 

 現実には、この娑婆世界にあって、誰もが生老病死の苦悩を抱えながら生きねばならない。自然災害や事故、病気や経済苦、また、家庭や人間関係の苦しみもある。理不尽な差別や、いじめにあう場合もある。

 

 しかし、日蓮仏法は教えてくれています。「労苦が大きい」ということは、それだけ「使命が大きい」のです。苦境は即、宿命転換の舞台なのです。

 

 必死に宿命と戦う中で境涯を開いてこそ、人々の苦しみが分かり、誰をも励ませる。慈悲深い人間になるのです。そして、一番苦労した人が一番幸せになるという逆転劇を演じていけるのです。

 

 また、世界には、「戦乱に傷ついた祖国の平和のために働きたい」「苦しむ同胞を助けたい」「社会の再生のために貢献したい」と誓って立ち上がった友が大勢います。

 

 皆、普通の市民であり、庶民です。それぞれが自身の人間革命を通して周囲の人々に希望と勇気を贈りながら、一国、そして人類の「宿命転換」を願って立ち上がているのです。

 なんと尊極な心でしょうか!

 

 今や同志が唱える音声が、全人類の故郷である地球を包み、妙法を持(たも)った人材があらゆる分野に躍り出て、人々の幸福のため、社会の繁栄と安穏のため、世界の平和のために奮闘しています。

 

 まさしく、久遠の使命によって呼び出だされた地涌の菩薩にあらずんば、到底なしえないことです。

 

 「よくよく心を鍛はせたまうにや」と仰せの通り、地涌の菩薩は、いかなる苦難にも屈しない「負けじ魂」の菩薩です。

 

 忍耐強い菩薩です。それだけ生命を鍛え抜いた菩薩です。しかも、どんな苦難と混乱の時代にあっても、「我、ここで戦わん!」と強靭な生命の空間を広げて、一日一日を生き抜くのです。