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W杯日誌第54回もメンバー決定戦のおさらい。『勝った方が代表に!?』ってなんでしょう。勝っても代表にならない場合がある……?

Golden age 372 ボクは同じ相手に二度負けない 

大石、木手、乾、千石、切原が観戦に来ています。

アオリ:注目の対決!!

 

序章84話と同じ構図で――

「どうみる?」

数か月前に同じ質問をしたときは越前より不二の方が強いと考えている人の方が多かったのに、今は違うんですね……。

 

大石は複雑な表情。前に聞かれた時も答えてませんでしたが、こういう質問自体良くないと思ってそうな顔です。

 

そんな中、切原だけが不二の方が上と見ています。

つい先ほどまで対戦していた彼の不二評……どちらが勝つのかまたわからなくなってきました。しかし今回は決着がつく試合になるはず。

 

アオリ:時は再び動き始める!!

 

 

いきなり越前が予想外の行動に出て乾が叫んでます。でも越前は本来こういうことをやるタイプですよね。あんなに驚くなんて、乾なりに考えていた不二攻略法とは違ったのかもしれません。心情的にも越前の方を応援しているんでしょうか。

 

 

「な~んだ残念…もう『三種の返し球トリプルカウンター』やってくんないんだ?」

初めて『葵吹雪』を喰らいその速さに度肝を抜かれたリョーマでしたが、すぐにいつもの生意気な笑みに変わります。この空気、初期のテニスの王子様って感じで好きです。

 

 

リョーマも新技、それもパワー系の『光る球』で対抗するもネットを超えず。コートに決まれば絶対に不二には返せない球だったのに……カウンターをキメてきました。

 

そこですぐにカウンター封じの戦法に変えるところはさすがリョーマなのですが、スイートスポットがずれて威力を失い、ますますカウンターの餌食に。

この2人が部活動中に対戦したとき、不二先輩のことを強いではなく"巧い"と表現したのは当時読んでてものすごく納得した記憶があります。このテニスをどうやって突き崩していくのでしょうか。

 

 

不二が1ゲーム先取し、みなぎるリョーマが輝き出しました。

 

 

 

アオリ:重ね合わせたその先を越える為…遂に真の力を見せる…!?

 

今回のサブタイトル、越前には負けたことがないのにどういう意味かと思って読み進めてきましたが……そういう……

 

 

対戦相手を通して他の選手を見ている者は最終的に負けると私は思ってるんですが、不二は百腕巨人破り対策もばっちりでしたし、打ち破る術を既に習得しているのでしょう。

つまりリョーマが不二に勝って決勝に行くには、それを上回る必要があるということです。

 

 

373話感想に続きます。

 

 

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