制作年:2018年
制作国:日本
コミックの1巻がとても面白かったので気になっていたところ、アニメ版をHuluで発見。続きが見られると思って楽しみにしていたのですが、全12話で未完のまま終了してしまいました。これは打ち切り?コミックはきちんと完結しているようなので、アニメ版を見ても仕方がなさそうでした。
☆あらすじ☆
人間の社会に紛れ込み、人と共存している鬼が存在する世界。鬼はヒトの血を見ると強烈な吸血欲に襲われるため、薬で自制したり、場合によっては暴走して連続殺人犯となったりしていた。一般には伏せられていた鬼の存在だったが、情報網の発達により少しずつ知られていくことになる。鬼の排除を願う人、共存を願う人、鬼と人とのハーフなど、様々な立場の人々と鬼たちとの闘いや友愛を描く。
お勧め ★☆☆☆☆
少なくともアニメ版は完結しないのでお勧めしません。原作は随分と面白そうですが・・・
以下、ネタバレを含みます。
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超人的な身体能力を持つも、基本的にはヒトの血を主食としたい鬼という存在。鬼と人間との恋愛や友情。鬼の存在を隠したい組織、明るみに出して撲滅を願う集団など、面白い設定ながら、最近ではよく見るありがちなストーリーとなっております。それでもそれなりに面白かったのですが、何もかもほっぽり出して大団円気取りの最終話が待っているので相当な肩透かしでした。
最初から12話で終わらせるつもりだったのか、ストーリーの展開も随分と早いです。悪く言えば雑。なんでアニメ化したの?と思うほどの未消化っぷりでした。登場人物たちの表の動機や裏の顔など、これからどんどん面白くなっていきそうな矢先だっただけに残念でした。
こうなったらコミックを読むしかないわけですが、お金を払って続きが見たいかと言うと正直微妙なところ。機会があったら続きを見てみたいとは思うのですが・・・
どうでもいいけど、主人公の前髪の房がものすごく邪魔で、登場するたびにハサミで切り落としたい衝動に駆られました。
短いレビューですが、このアニメじゃ感想の抱きようもなかったです・・・