《親子での休日の過ごし方》


親子での休日の過ごし方についての話ですが、子供を、親がやりたいことに同行させて親の癒し道具にしないような過ごし方にしないと、子供は親に合わせてそれを“好きなこと”に家族間で見立て、実際、親の為にそのようにふるまいます。 

親のやりたいレジャーとは別に、子供の人間力を育てるため、未来の職業や潜在能力発揮のきっかけになるいろんな経験をさせたり、自然の中で体を使って身体能力や直感力を鍛えたり、家族以外の人間と会話し他者とコミュニケーションとれるような子にする過ごし方にしないと、大人になってから対人関係が不得意で家族以外の人の前ではろくに会話もできないネガティブで閉鎖的な子になってしまいます。

社会人になって会社やその他の仕事をすぐ辞めてしまったり、引きこもりになる人は子供の頃から親が囲いすぎて、他人との距離感や会話の仕方がわからなく育ったケースが多いです。

人間関係がうまくいくか?いかないか?で仕事に行きたくなくなったり、外に出たくなくなったりしてしまいますから。

子供の不登校が多いのも親子関係が不安定だったり、健全でなかったり、親が子供ベッタリで他者との交流を持たせなかったりして、家族以外の存在とうまくコミュニケーションがとれなくて起きてる現象でもあります。

休日に子供を親の価値観の楽しみで家族だけでずっと過ごさせ続けない方がいいです。

子供が小学校低学年くらいまでは親子だけで休日を過ごすのも良いですが、子供が小学校高学年以上に成長してもずっと親の「籠の鳥」にしてしまうと、その時は判らないと思いますが未来に人間関係が苦手な閉鎖的な人間になってしまい、社会性が築けない人間になり、自分で物事を判断したり、選択できない人間になりやすく、あとあと後悔する事態になりやすいですから気を付けないといけません。


親は真剣に、子供にとっての休日の過ごし方を、年齢を考慮して、他者とコミュニケーションをスムーズにとれる子になるよう、工夫し、変えていく事を本気で実行したほうがいいです。