《本当の自然治癒力の意味》

人間の体は小宇宙によく例えられます。

宇宙や大自然が一定の均衡を保っているように、同じく人体にも復元力=恒常性という、バランスを崩して病気になった時、健全で正常な状態に戻ろうとする力が有り、それが自然治癒力です。


軽い病気やケガから重い病気や大ケガまで、その自然治癒力無しでは、いくら医者や薬の力でも、それだけでは治癒しません。

当たり前な話ですが、本来、どんな病気やケガでも、医者や薬は治すサポートをするだけであって、最終的には自分で治す力=自然治癒力を発揮させてるから治るんです。


ですから、本当の医学とは、人体にもともと備わっている自分で治そうとする力=自然治癒力を活性化し、助けるものでなければならず、その自然治癒力のシステムを破壊したり邪魔をしたり、機能不全にするものであってはなりません。


人間の本来持っている自然治癒力=復元力=恒常性を軽んじたり、狂わせる現代医学の偏った医療では、完全治癒どころか慢性化や悪化を招き、寿命を縮める可能性とて高いです。


自然治癒力を潰さず人為的な科学技術の医療を、そのサポートとして使う医学にしなければ本当の治療や治癒にはなりえません。


自然療法主義の話を主張しているのではなく、【本来の自然治癒力=病気を治す力を壊しては医学とは言えない】という話です。


ナチュロパシー(自然治癒力を損なわない自然療法)とアロパシー(人為的な科学技術療法)のバランスが大事なわけですから。


人体の自然治癒力系統を壊さない、サポートとしてのアロパシー=現代医学でなければ根本的治癒には至りません。


なぜなら、人体も地球の大自然も宇宙も同じように、人為的操作で成り立ってなどいないから。


科学者を名乗っていても、どうかしてるとしか思えない人もいます。

自分は優れた科学者だ医師だと自負してる人でも、やってる事は、小説でフランケンシュタインを作ってしまった博士やドクターモローの島という古い映画に出てくる半人半獣のキメラを造る狂った博士と似てる科学者や医師もいるので恐いです。その傲慢さと浅はかさに気がついてない人達だから。


人間の力が及ばず完全には解明できてない生命の完璧なシステムに、ましてや遺伝子情報レベルに手を加えていじらない方がいいと私は思います。