《言葉の使い方一つで》

 

世渡り上手な人は、言葉を選んで使っており、言葉の使い方を知っています。

その人の一瞬の感情や本心は別として。

言葉の使い方・選び方一つで人間関係は全然違ってきますから。

つきあいたくない人や絡みを持ちたくない人には無理して近づかなくてもいいのですが、好き嫌いは別として、もし、どうしても上手く付き合わなければならない人や、仲良くなりたい人がいたら、言葉は選んで使った方がいいです。

 

言葉の選択一つで、その人間関係は天国にも地獄にもなります。

 

以前、東京で美容師をやっている時に歌手や俳優さん、バンドマン等の芸能人も施術させていただいたことがありますが、売れている人は言葉の使い方を知っています。また、礼儀正しいです。それでいろんな人脈ができて、人々から仕事がもらえるんだなと思ったことがあります。どんなに芸能の実力があっても、言葉の選び方が下手な人、感情優位で理性的な会話ができない人は、関係者に応援してもらえない為、あまり仕事が来なくなるようでした。

 

口下手な人、人みしりの人は、普段から自分自身への語りかけも苦手、自分の頭の中で言葉を使って整理するのも下手くそみたいです。何故そう思うかといえば、「今、どう思っているか?」「自分はどうしたいのか?」を尋ねると自分で自分の事が説明つかない人がそうだったからです。

 

私が店長をやっていた美容室で、美容師の面接においても、「僕は口下手で・・・」とか「私は人見知りで・・・」という人は当然不採用にしました。

子供ならともかく、仕事して給料を自力で稼がなくてはいけない社会人が、いくら若いとはいえども、言葉を使いこなせなかったら接客サービス業や技術習得は先ず無理だからです。

お客様・先輩や後輩・経営者に対しても言葉を選んで自己表現する力が無かったら、正しい言葉を選んで使えなかったら、本人は期せずとも結果的に人間関係でトラブルの原因にもなったり、連携プレーも無理ですから。

 

言葉の使い方、言葉の選び方、表情、などの表現力は仕事上でも世渡りでも大事。

自分は語彙が少ないと思う方は、普段から本を沢山読むと良いです。

また、会話や表現力の上手い人、言葉の使い方が上手な人と付き合うと良いです。