お金の整理学 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

人生100年時代を迎え、「定年後」の時間が断然、長く

なった。

「年金が足りない」「貯金が底をつくかもしれない」ー

そんな不安の声は尽きない。しかし、95歳にして現役で

「株投資」を続けている外山滋比古は説く。

「もっと前向きに、『老後のお金』の話をしよう」

年金、貯蓄、相続、仕事、趣味、そして投資ー「第2の人生」

をどうやって面白く生きるか、そのヒントがここにある。

 

 

再読です。

外山さんはこう書かれています。

「目的はあくまで、少しでも長く、経済的にも精神的にも自立

した人生を歩むことだ」。

「「多少は苦しくても自立して生きていきたい」と考えること

が大前提ではないか」。

外山さんは定年後、年金と貯金を取り崩すだけではなく、何か

新しい仕事を始めてみるとか、趣味を仕事に結びつけてみると

かが大事と書かれています。

国は必死で定年を延ばすよう企業に働きかけます。働く方もこ

れ幸いとそれに乗っかり70歳まで定年延長する‥。

なんだかなあと思ってしまいます。

好きな仕事、会社ならそれでもいいのでしょうが、生活のため

だけで好きでもない仕事を惰性で続けるのであれば、自分もし

んどいし会社も迷惑だと思います。

細々とでもよいから個人事業主として仕事をやってみるとか、

今までやったことのない仕事をやってみるとか選択肢はいろいろ

あるはずです。

タイトルが「お金の整理学」ということもあって後半は株式投資

のススメみたいになっています(^^;

外山さんの周囲でも株はよくないものだと思っている人が多いと

のこと。

私も周りに「株やってるなんてすごい」と言われることもありま

す。何がすごいのかよくわかりませんし、これは言葉通りには受

け取れませんね。

きっと「株なんて危ないのに‥」と思われていると思います。

でも若い時から徐々に株式投資を始め老後も無理のない金額で株

をやるのはなかなか良いのではないかと個人的には思っています。

大儲けを狙うのではなく配当を貰うことを目当てに長期投資。

シニアであればこれぐらいでいいのではないでしょうか。★★★