新卒の就職の時、松下電器の洗濯機事業部を受けに行った
ことがあります。結果は不合格だったのですが、面接を担当
してくれた方が作業着を着ていてとっても感じのよかったこ
とを覚えています。
そういうことがあったからというわけではありませんが、
実家を出て初めて買った洗濯機や冷蔵庫はNational製でした。
今、Nationalなんて言っても知らない人多いでしょうけど。
その洗濯機や冷蔵庫は20年以上壊れませんでした。この
ことから私はパナソニックの家電が好きです。今もテレビや
掃除機、洗濯機もパナソニックです。
ただ、今回この本を読んでZ世代にはパナソニックという
ブランドを知らない人が50%以上いると知ってショックで
した。
でも考えてみれば家電量販店に行っても確かにパナソニッ
クの製品って意外とないんですよ。先日電子レンジを買いに
行ったのですが、いいお値段のものはあったのですが、私が
買えるような値段ではありませんでした。
本書を読んでいるとパナソニックは安売りで韓国や中国の
メーカーと競うのはやめる方向のようです。
事業部制を採用して意思決定をスピードを持ってやる、女
性の管理職を増やす、週休3日の採用、スポーツ事業の発展
などを掲げているようです。
あと、電子部品で日本の上位4社に対抗できるようにする
とも書かれています。
パナソニックが好きなので敢えて言いたいのですが、なん
かこれといった代表的なものが見えてこないような気がしま
す。
昔であればパナソニックイコール家電でした。でもその家
電のブランド力が落ちているのであれば、それに代わる何か
パナソニックといえばコレというものが出てきてほしいと思
いました。
幸之助さんが生きていたら今のパナソニックを見て何を思
うのでしょうか‥。★★