著者のさんきゅう倉田さん、タイトルにある通り元国税に
お勤めで現在は吉本所属の芸人さんだそうです（すみません、
私はどんな人かわからない）。
私が考えるフリーランスの良さって時間の自由があること
ぐらいかも。あ、それと嫌な仕事なら断る自由もある。
けど、それと引き換えに収入は安定しないし、かなりの競
争を強いられると思います。
私事ですが、つい最近ショックなことがあってその程度の
価値なのか私の仕事はと思ってしまいました。現在もまだそ
の思いを絶賛引きずり中。
本書に出てくるエピソードは確かにあるあるだと思いまし
た。フリーランスなら誰でも経験していることではないでし
ょうか。
「あれ教えて」などはよくあります。気軽に聞いてこられ
ます。申し訳ないけど‥という態度ならまだしも当たり前の
ように聞いてくる人も多いです。聞く側からすればこれぐら
い教えてくれてもいいじゃない、ケチぐらいの感覚でしょう
か。
でもね、ピンポイントですぐ答えられることもあれば、最
初から最後まで話を聞かないと答えられないこともあるので
すよ。そこをわかってない人って非常に多いです（声を大に
して言いたいわ）。
報酬をいくらぐらいに設定するのもすごく難しいです。こ
れぐらいの時間で済むだろうと予測していても意外と時間が
かかることもあります。そうすると最初に設定していた金額
では割が合わないなんてことも。
もちろん、自分がもっと効率よくしていけばよいという話
なんでしょうけど。
インボイスも始まることもあり益々フリーランスは厳しい
なと思っています。インボイスになるので消費税分の値上げ
をお願いしたいといえるフリーランスがどれだけいるのか‥
憂鬱です。★★
