野球の経済学 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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 今シーズンのプロ野球は面白かったですね。

 ヤクルトの村上選手の三冠王、ホームランが何本まで行くか

とか、パリーグは最後の最後にオリックスの逆転優勝。これな

んかすごく痺れました。ほとんどソフトバンクの優勝だって誰

も疑っていなかったでしょう。

 我が阪神タイガースは3位でCSには行きますが、それでも消

化不良の残るシーズンでした。開幕当初のあのひどい連敗。段

々呆れてきて一体何連敗まで行くのだろうとそっちの方が楽し

みになってきてました(悪趣味)。

 矢野監督がいつ休養するのだろうとそれも思っていましたね。

私は元々、矢野さん苦手なんですが、苦しいだろうから早く休

養するのが本人のためじゃないかと思っていました。

 さて、プロなのだから野球で成績を残してくれればいいので

しょうけど、某球団のスター選手の女性問題、あれには引きま

した。まあ、示談も成立しているし過去のことではあるのです

が、何の処分もせず平気で試合に出続けている本人の神経、そ

して球団の甘さ。もしタイガースの選手がこんな問題を起こし

たら絶対処分をしてほしいと思います。

 昔、タイガースの監督やピッチャーの不倫のときもこれでい

いのかなと思ったものです。

 例えば、球団がそういう裁定を下せないのであればNPB(日

本野球機構)がやればいいと思っていたのですが、本書を読む

とNPBってほとんど何の力もないのだなと驚きました。

 本書に「もしも、親会社の業績不振などでNPB球団が経営難

に陥り、試合の開催が困難になったとしてもNPBには緊急融資

などで経営を支援するような機能はない」とあります。

 それに対してJリーグやアメリカのMLBには融資に関する規定

があるそうです。

 これまで巨人の傍若無人ぶりを看過してきたのはそういう理

由もあるのではないかと思いました。

 私は野球ファンの末端として最近野球人気の凋落が著しいと

感じています。いろんなスポーツの人気が高まってきたという

のも理由の1つでしょうが、どこかプロ野球って特に巨人や阪

神のような古い球団には驕りがあるように思います。

 このままではプロ野球はジリ貧になってしまうと強く危惧し

ています。★★★