何年か前ですが、確定申告書を提出して還付を待っていたのに
1ヶ月経っても全然還付されません。
確定申告書を見て最後の還付金を書く欄に数字を入れるのを
忘れていました。
税理士の人に聞いてみると、それぐらいだと税務署が書いてくれると
思うと言われたのですが、なかなか還付されないので
仕方なく税務署に連絡しました。
還付の連絡が来ないのですが○○の欄を
書き忘れているからですか?
と尋ねるとやはりそうだとのこと。
結局更正の請求をすることになりました。
ほんと不親切だと思いました。
問い合わせなければそのまま徴収されたままです。
何十万円も。
本書を読みながらこのことを思い出しました。
著者の大村さんも納め過ぎの税金については
税務署は何も言ってくれないと書かれています。
ほんとその通りだと思います。
今年初めて電子申告を行ったのですが、
還付も結局全然早くありませんでした。
これだとこれまでの郵送と何も変わりないと思いました。
まあ、青色申告の控除額が違いますが。
納めた税金の使い道も公共事業といっても
強い政治家の意見ばかりが通り
その地元だけが恩恵を受けるとあります。
憤りを感じて仕方ありません。
消費税の軽減税率のおかげでかえって仕事も増えてしまいました。
本書のあとがきに少子高齢化に関して
日本は50年間無策だったとあります。
本当にその通りだと思います。
政治家と官僚の責任は大きいと思います。★★★