人生100年時代ということで数年前に老後2000万円問題が
話題になりました。
先日、あるセミナーに行ったのですが、
大学から定年(60歳)まで仕事する時間より
定年後から90歳までの時間の方が長いという話を聞きました
(うろ覚えですが(^^;)。
少子高齢化が進み、公的年金があてにならないということは
よく言われますが、
公的年金があてにならないということより老後が伸びたことが
大問題なんだと思います。
本来なら寿命が伸びることは喜ばしいことなんですが、
体はいうことをきかなくなるし、当然お金の問題もあります。
働くのが一番お金の問題でいえばいいのでしょうが、
私などはもうフルで仕事をするのは無理だと実感しています。
健康と体力は老後問題の強い武器になります。
本書は投資について結構ページを割いて書かれています。
全然投資経験がない人がいきなり定年後に大きな投資をして
失敗するというのはよく聞く話です。
本書でも投資に過剰な期待をしないと書かれています。
これは絶対的な投資の鉄則です。
やっぱり投資は若いうちに始めるべきです。
べきといっても投資に興味のある方はということです。
投資が怖いとか、投資に対してよい感情を持っていないのなら、
節約をして家計管理をしてコツコツ貯金していくことです。
もちろん長く働くことも大きいです。
本書は金融商品や税制優遇口座を丁寧に解説されています。
資産運用の大まかなイメージが掴めると思いました。★★★