自分らしい生き方を貫く 樹木希林の言葉 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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樹木希林さん、かっこいい人でしたよね。

寺内貫太郎一家を見ていた私はあの当時から

樹木希林さんてほんとすごいなと思っていました。

ムーでは郷ひろみと歌って踊って、

今でも「お化けのロック」と「林檎殺人事件」は歌えます(^^;

樹木希林さん自身は自分は美人でもなくと謙遜されて

いたようですが、

晩年、ある番組で樹木希林さんを見ていてとっても綺麗だと

思ったことが今でも印象に残っています。

生き様が容姿に出ていたんでしょうね。

モノはなるべく持たない。

持ったものはとことん使い尽くす。

がんと共存して生きる。

人と比べず頑張りすぎない。

見習いたいことばかりです。

本書に「歳を取ると人間が成熟するなんて大間違い、

不自由になった分だけ文句が出るの」というのは

その通りだと思います。

私の場合、母を見ていたら人間の成熟というのとは程遠く、

本来の性格の悪さが如実に出てきたように感じます。

私自身も歳を取ってきて今までとても口に出せなかったことが

言えるようになってしまった(良いことではなく)と

いうのは体が思ったように動かずイライラすることが

多くなったからだと自覚しています。

樹木希林さんには人間としての味がありました。

言葉に重みがあるし、自分としてどう生きるか、

他人は関係ないという信念があったのでしょう。

もっとお話を聞きたかった人です。★★★