老後破産 長寿と言う悪夢 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

やっぱりこういう本を読むと身につまされるというか

胸が苦しくなります。

特に私などはこの本の中で登場した人たちのような

老後を過ごす可能性も高いから余計に読んでいて辛い。

家族の形態というものが変わってきたため(核家族化)、

昔のようにおじいさんやおばあさんの年金は小遣いという

くくりではなくなってしまいました。

今や一人暮らしの高齢者は珍しくありません。

こういう人たちは余程の資産家以外は公的年金が命綱。

子どもがいる人でも子どもには子どもの生活があるのだから

頼れないのは当たり前。

本書を読んで感じたこと、私の経験から思ったことは、

絶対介護離職はやめるべきであるということ。

仕事を辞めて親の介護に専念するというのは

ある意味美しく聞こえるけど、

いつか親は先に逝ってしまうのです(ほとんどの場合)。

その後の長い人生どうやって生きますか?

50代で介護離職しても自分の老後の手当ができていると

いうのであればそれでもいいでしょうが、

そうでなければ再就職なんて容易ではありません。

親を介護しない子どもは‥という世間の価値観も

変えていく必要があるのではないかなあ。

今後益々、公的年金と介護保険の重要性が増すような

気がします。★★★