本屋をブラブラしていたらバーゲン本のコーナーがありまして
購入しました。
発行が2017年の11月なので当然コロナのことなど想像だにせず
オリンピックも開催されるという論調になっています。
とにかく徹頭徹尾、少子化が問題視されています。
少子化対策は今やってすぐに結果が出るものではないです。
すぐに始めて20年後、30年後に結果が出る‥というのは
その通りです。
だからこの20年から30年政治は何をしてきたのだろう?と
政治不信になるわけです、私は。
不妊治療を保険適用にするとか、新婚家庭に補助を60万円出す
とかがニュースになっていますが、
私が思うにはそれより教育費を大学まで
すべて無料ということにすれば
少子化は大分解消されるのではないかと考えます。
子どもをたくさん欲しいと望んでいても教育費が何千万円と
言われればだったら1人でいいかと思ってしまうのではないでしょうか。
世の中には結婚したくない人もいれば、
結婚しても子どもは持ちたくない人もいます。
これは個人的思想なのでこういう人たちに子どもを作りなさいとは
言えません。
だったら子どもを持ちたいけど経済的に躊躇してしまうという人の
不安を取り除く政策で少子化対策をすればいいのにと
思ってしまいます。
本書に先が決して明るくない日本に有望なのは
「農業」「観光」「医療」とありますが、
今回のコロナのような問題から「観光」に頼りすぎるのは
案外リスクが大きいということがわかりました。
数年前の本を読んでみて予想が当たっているかどうかを
確認するという読み方も面白いかなと思いました。★★★