タイトル通りの本です。
金を買いなさいという内容です。
もちろんただ煽っているだけではなく
何故金を買えなのかの根拠も書かれています。
まず副題にもあるように米国株はバブルという意見です。
確かにコロナで米国株は一時かなり下がりましたが、
呆気ないほど戻りが早かったという印象があります。
まあ、これはどこの国でも中央銀行が紙幣を刷って
いるからなんですが、
本書ではいくらでも意図的に刷れる紙幣にどれだけの
価値があるのかというのも述べられています。
つまり本書の著者はアメリカは今後厳しいし、
ドルが基軸通貨ではなくなっていき
世界の覇権は中国に移っていくだろう。
こういうことからドルではなく金を買うべき。
金は国籍がなく、カントリーリスクが存在しないともあります。
私は米国VS中国の闘いを興味深く見ているのですが、
果たしてどちらが世界の覇権を握るのか
全く予想がつきません。
私個人は自由がない国は嫌だなと思っているので
アメリカびいきなんですが、
トランプ氏の発言などを見ていると自由や人権を
尊重しているとは思えなくて。
習近平は何を考えているのかわからなくてなんとなく不気味。
私が生きている間に世界の覇権地図は塗り変わるのだろうか?★★★